Call of Cthulhu まとめ






ゲームデータ


発売日: 2018/10/30
開発元: Cyanide Studio
発売元: Focus Home Interactive
ジャンル: アドベンチャー,RPG
インストール容量: 14.44 GB
公式サイト: 公式サイトへ
攻略サイト: Call of Cthulhu 攻略




どんなゲームなの?


「サラ・ホーキンスの死因を突き止めろ!」



フランスの Cyanide Studio が開発した、クトゥルフ神話を題材にした一人称アドベンチャー。



私立探偵のエドワード・ピアースを操作して真実を暴いていきます。



本作のストーリー


1924年。探偵のエドワード・ピアスはボストンの海岸から離れた孤島、ダークウォーター・アイランドにあるホーキンス一家の館へ、彼らの悲劇的な最期の調査をすべく派遣された。よそよそしい地元の住人と不審な警察のレポートにより、この事件には隠されている事実があることが明確化した。間もなく、ピアスは恐ろしい陰謀と狂信者、そしてコズミックホラーの世界に巻き込まれるのだった。

隠された通路、悪夢のような収容所、違法なバー、見捨てられたような倉庫群がこの島の閑散とした地形を作り上げている。元々は、今はもう衰退した捕鯨産業によって支えられていて、この島に帰ってくるのは希望の無い年老いた船乗りと、他に行く当てが無い遺産目当ての腐った家族だけだ。彼らはよそ者を好まないのだ。

人間の理解を超えた恐怖に直面し、あなたはこのダークウォーター・アイランドの見せかけの生活の下に隠された秘密を深く調査しなければならない。命がけでホーキンズ一家の事件の真相にまつわる恐ろしい真実を暴くために、島の住人と会話し、とてつもない恐怖に打ち勝ち、そして隠された手掛かりを発見するのだ。( Xbox.com より)




評価:鬱ゲー耐性があるプレイヤー推奨






【 いいなぁと思ったところ 】

  • ダークな雰囲気
  • わりとキレイなグラフィク
  • ほとんど怖くない (まれにビックリするくらい)



【 よくないなぁと思ったところ 】

  • ロード長し

各章によってロード時間は異なりますが、平均2分です。長すぎ。



  • 3D 酔い

これまでの一人称視点のゲームより酔いやすい。個人差あり。



  • ロジックが複雑

選択した会話や回収したアイテム、集めた情報などによってエンディングが変わります。全4種類。マルチエンディングについては何もありませんが、どのような行動を取るとシナリオが分岐するのかがとても分かりにい。例えば A という結末に辿り着くのにも各プレイヤーが全然違う行動をしているにもかかわらず A エンディングに到達するなど、プレイヤー泣かせ。単純に分かりにくいだけ。



  • スキルを MAX にしているに失敗する

南京錠を解錠するには「調査」スキル、ウィンチを回すには「筋力」スキルなど、場面によってスキルを高めておくと有利に進めることができずはずなのに、それらのスキルを MAX にしているにもかかわらず失敗する。失敗しても成功してもオートセーブが入るのでやり直せない、うんこ仕様です。MAX にしているなら成功率 100% でいいじゃないですか。



  • チャプターセレクト機能なし

全14章と長いゲームであり、収集物も多いため、チャプターセレクトがないと取りこぼした場合は死亡確定 (最初からやり直し)。不親切です。




プレイした感想は、管理人の プレイ日記 を御覧ください。




実績コンプした感想


項目数49、スコア1,000G。すべてオフラインで解除できます。
気になる 本作の実績はこちら (拙サイトへ)。








実績はストーリー系、収集物系、取りこぼし系に大別されます。



ゲーム中に回収するアイテムが多く、その中でどれが収集物実績の条件になるか分かりにくいため、取りこぼさないよう注意が必要です。また、チャプターセレクト機能は搭載されていませんので取りこぼした場合は最初からやり直しになります。



取りこぼし系と書きましたが、うまい表現がみつからず、つまり「気づかずにスルーしてしまう系の実績」のことです。例えば、章のゴールに進むのに A ルートと B ルートがあり、B ルートでゴールにいけば実績が解除される、みたいな感じです。完全に一本道ではなく、迂回ルートが設けてあるのはありがたいですが、そもそも迂回ルートに気づかないことも多く、解除し忘れに気づいたときは章のクリア後……(^_^;)



【 よくないなぁと思ったところ 】にも書きましたが、ロジックが複雑なので、特にストーリー実績を解除するために何周もしなくてはいけない可能性もあり、場合によっては苦行になるおそれもあります。




総評


【ダークな雰囲気と駄目なシステムの二重苦がつらいゲームでした】



  • ゲームプレイ: 3/10
  • 実績コンプ難易度: 5/10 (ロジックが複雑/気づかずに解除を見逃すため)



個人的にはプレイが苦しいゲームでした



クトゥルフ神話を題材にしている時点でアメリカ映画のようなスッキリするエンディングは期待するだけ無駄ってものです。



重苦しい空気と雰囲気、怪しい精神世界を表現するための文言など、合う合わないはあるでしょうが管理人にはめっぽう合いませんでした。Nier: Automata よりは苦痛ではありませんでしたが、ロードが長かったり、収集物を取りこぼすとやり直せない仕様などがプレイをより苦しいものにしていたことは確かです。会話選択肢や回収したアイテムによって変化するロジックも複雑で、やり直しが効かないシステムと相まってひどいゲームに仕上がっています。



せめてストーリーが簡潔で理解しやすい内容だったらよかったのですが「ツイン・ピークス」を観ているかのごとく、ハッキリと何も語られず、語られても意味不明な内容に辟易とします。



実績も上述のとおり、やり直しが効かないシステムと複雑なロジックにより、取りこぼしなく慎重なプレイを要求されるので辛いです。



クトゥルフ神話の世界観を表現している点では素晴らしいですが、ゲームプレイとしては及第点をつけることも苦しいです。ゲームをプレイしてストレス解消になるならまだしも、逆にストレスがかかるゲームです。プレイの際はサブタグで様子見をオススメします。



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