2019年3月29日金曜日

11-11 Memories Retold まとめ





ゲームデータ


発売日: 2018/11/09
開発元: DigixArt
発売元: Bandai Namco
ジャンル: アドベンチャー
インストール容量: 7.57 GB
公式サイト: 公式サイトへ
攻略サイト: 11-11 Memories Retold (イレブン イレブン メモリーズ リトールド) 攻略




超簡単なゲーム概要


「立場の違う2人の記憶を追体験せよ!」


1916年11月11日、カナダ人のカメラマンとドイツ人の技師が戦場へ向かう。2人は対立する者として出会い、互いに運命の選択をする中で戦争の現実に直面していく。 そして第一次世界大戦が終結する11月11日午前11時、彼らは最大の選択を迫られる。 戦禍で出会った2人が織りなす絆の物語。 ( Xbox.com より)




超簡単なシステム解説


第一次世界大戦を舞台にしたアドベンチャーゲーム。連合国軍で写真家として働くカナダ出身のハリー、中央同盟軍で技術者として働くドイツ出身のクルト、2人の主人公の物語。



ハリーは自身が勤めていたカメラ店の看板娘・ジュリアを振り向かせるために戦地へ赴き、クルトは前線で戦う息子・マックスが所属する部隊が消息不明という一報を聞き、戦地へ向かうことを決めます。



フランスのヴィミで偶然にも出会った2人は言葉が通じ合わない中で寝食を共にすることで心を開きあう仲になり。



しかし、ハリーが撮影した一枚の写真が2人の仲を切り離します。2人はどうなる……? という感じのストーリー。








物語は Part 1 から Part 3 まであり、1つの Part は5もしくは6のチャプターで構成されています。Part 1 はハリーとクルトがなぜ戦地に赴くようになったのかから始まり、フランスのヴィミでの攻防戦までが描かれています。Part 2 はヴィミの地下トンネルで2人の生活が始まるところからベルギーのパッシェンデールの戦いまでが描かれています。Part 3 は捕虜となったハリーから始まり、終戦までが描かれています。



チャプター内ではハリーとクルトのシークエンスが交互に描かれ、同じ時間軸の中で2人がどのように過ごしていたかを追体験できます。戦地だけが描かれているわけではなく、休戦中の穏やかな雰囲気のキャンプだったり、パリの平和な街中だったり、戦死者墓地だったり、クルトの家だったりと、場面は細かく描かれています。



ゲーム中、コレクションと呼ばれる収集物があり、それらを集めると当時の貴重な写真や資料を閲覧することができます。また、各 Part のコレクションをすべて回収するとボーナスパートという動画を視聴することができます。これは開発会社が作成したインタビュー&ドキュメンタリーです。



セーブはオートセーブ方式。コレクションはオートセーブされないと記録されない方式です。収集系実績の解除を狙う方は注意してください。



チャプターセレクト機能があります。取りこぼしたコレクションも簡単に回収可能です。ただし、上述のとおり、セーブされたことを確認しましょう。



ハリーは写真家、クルトは技術者。兵士として訓練されていないので銃撃戦はいっさいありません。戦争をモチーフとしていますが FPS や TPS を想像するとガッカリするので注意が必要です。



エンディングはマルチエンディング方式。7つのエンディングが用意されています。




プレイした感想は、管理人の プレイ日記 を御覧ください。




【 ポジティブ 】

  • 油絵風のグラフィック

油絵風の特徴的なグラフィックでした。収集物が見つけにくい点を除けば、面白い表現だと思います。



  • 戦争の生々しさ

プレイヤーが銃を持ち、バリバリ前進していくゲームではない代わりに戦地や戦地外の様子がかなり具体的に描かれていました。


敵や味方の兵士が死んでいくシーンも少しは収録されていますが、激しい戦地を伝えるだけでないところがよかったです。



  • ストーリー

決してハッピーエンドではない本作のエンディング。ハリーとクルトの2人が描く物語は不謹慎かもしれませんが感動しました。




【 ネガティブ 】

  • ややバギー

特に実績の面において、ややバギーな感じが割と多くありました。条件を満たしたのに解除されないなど、海外でも報告がされています。



  • タイトルに戻るとロードしなくてはいけない

タイトルに戻り、続きから再開するには必ずロードしなくてはいけない点。分かりにくいかもしれませんが、タイトルに戻るとゲームを起動したときと同じになってしまい、各メニューを表示するためにいちいちロードしなくてはいけないのが面倒。地味に時間もかかります。



  • 実績解除のポップアウト位置

実績が解除されると画面下中央にポップアウトされるが、テキストが表示される場所なので肝心な会話内容が見えなくなることが多い。




実績コンプした感想


項目数50、スコア1,000G。
すべてオフラインで解除できます。
管理人は17日と5時間18分かかりました( TA 調べ)。


本作の実績はこちら(攻略研究所へ)








実績は「収集物系」「チャプタークリア系」「エンディング系」「各チャプターで解除する系」に分かれます。



収集物はかなり数が多いですし、セーブポイントを通過しないと記録されない点に注意。取りこぼした際はチャプターセレクトで補完できるので安心です。その際、回収済みのコレクションもふつうに置いてありますが無視して大丈夫です。



チャプタークリア系はストーリー実績なので無問題。



エンディング系は全7つあるエンディングをすべて解放すればオーケーです。最後に二択を何度もしながらエンディングを迎えますが、攻略研究所をご参照くだされば実績が解除できます。



各チャプターで解除する系は内容も種類も多岐にわたります。ストーリー実績的な内容のものもありますが、多くは「気づかずにクリアしてしまう系の実績」です。チャプターセレクトがあるので問題はありませんが。



【ネガティブ】のところでも書きましたが、実績に関してはバギーな印象です。管理人も「あるはずのコレクションがない」「条件を満たしているのに解除されない」はいくつか遭遇しました。海外では「トランプゲーム実績」と「村の青年をすべて発見する実績」が解除されないという報告が多いです。




総評


可もなく不可もなく……オススメはしないですね



  • ゲームプレイ: 2/10
  • 実績コンプ難易度: 4/10



数少ない第一次世界大戦を題材としたアドベンチャーゲーム。



重厚な物語が売りであり、管理人はその内容に感動しましたが、ゲームとして見た場合は賛否が分かれるであろうと推察しています。



この内容をゲームでよく表現した! という気持ちはもちろんあります。ですが、その反面、ゲームプレイとしては非常に退屈なのです。2人の追体験ができるという点では貴重なゲームだと思いますが、やはり "プレイしていることの楽しさ" はほとんど感じません。



第一次世界大戦を題材としているゲームに楽しさを求めてはいけない(不謹慎?)かもしれませんが……。これは本や映画で体験したかったかなというのが正直な思いです。



実績に関してはボリュームがあります。約3分の1は収集物、チャプタークリア、エンディングとなりますが、残りはそれぞれのチャプターでいつ解除できるかもわからないものが多かったので、そこは緊張感を持ってプレイできたと思います。



主人公を動かすという意味ではアクションもありますが、戦ったり、銃を撃ったりというアクションはありません。ストーリーを進めるために主人公を動かす、そんな感じです。



物語に比重が置かれたゲームです。ゲームプレイは二の次と思える方はプレイしてみていいと思います。



2019年3月27日水曜日

11-11 Memories Retold (その15) 実績コンプ 1,000G





11-11 Memories Retold のプレイ日記、その15です。



ついに終戦の日、ハリーは、クルトは、バレットは……。








クルトはベルギーのニーウポールトに到着し、バレットが滞在している川沿いの一軒家を発見。さらにバレット本人がいることも確認。








一軒家に潜入するも兵士としての訓練は受けていないクルト(技術屋だからね)。バレットの鉄拳を食らって捕まってしまうのでした。








鉄拳を食らって気絶してしまったクルト。目が覚めると持ち物を調べられていて、ハリーが撮った写真について厳しい尋問が続く。けど、お互い言葉がわからないから平行線をたどってしまう。そりゃそうだよね。



ここで感じたことは、バレットはハリーをかなり高く評価し気に入っていたこと、クルトは残念ながらもうハリーのことを友達と思っていないこと、でした。








そんな中、ハリーは手作りの気球でベルギーの上空を飛んでおります。そして、とても大切な二択。ジュリアを取るか、クルトを取るか。



本作はマルチエンディング方式となっていて、エンディングが7つもあります。なので、結局は両方を選択することになりますし、実際にすべてのエンディングを見てみた限り、結末に大きな差はないように感じました。








終戦まで5分切りました。が、本作の中で一番エキサイティングな5分となりそうです。









結末は詳しく書きませんが、クルト VS バレットのパターンと、クルト VS バレットの構図にハリーが加わるパターンに分かれます。



そして、7つのエンディングですが、そのどれもが後味の悪いものでした。感じ方には個人差がありますが、大団円! ハッピーエンド! な終わり方はひとつもなく。戦争のむなしい部分が強調されるような、そんなラストばかりでした。



クルト生存、クルト射殺、クルトとバレット死亡、ハリーとクルト死亡、ハリーとクルトとバレット死亡のようなパターンがあります。また、ハリーが生存したとしても非国民扱いされるエンドが多く、悲しい結末です。



ジュリアと結婚するという見た目がハッピーなエンドもありますが、クルトは不幸なのでやはり後味が悪く。








というわけで、166本目の実績コンプです。


散々ネタバレしながら進めてきたにもかかわらず、ラストは手抜きでごめんなさい。7つもエンディングがあり、それぞれがちょっとずつ違うだけなのでまとめようもなく……。



次回、まとめます。



2019年3月22日金曜日

11-11 Memories Retold (その14)





11-11 Memories Retold のプレイ日記、その14です。



終戦まであと5ヶ月。どんな展開が待っているのでしょうかね。









クルトが出て行ってしまった後、ハリーはクルト家で唯一の男性。カトリン、ルーシー、ハリーとさらに奇妙な生活が続いております。しかしながら、生活はうまくまわり、いつしかそれぞれの役割が定着しだすという結果に。何でもやってみるものなのね。



ルーシーも「戦争が終わらなければハリーがずっとここにいるのに」とか言う始末。クルト、面目なし。








そんな中、バレットから手紙が届く! 内容は上画像のとおり。パッシェンデールで砲撃を受けたあと、お互い散り散りになってしまったからね。とりあえず、ハリーのことを気にかけてくれていたようで何より。



「家に帰りなさい」と言われ、その想いが徐々に強くなるハリー。








一方、クルトは捕虜となっているドイツ兵からついに "バレット少佐" の名前を聞き出します。ただ、どこにいるのかまでは分からない。しかし、一歩前進。








そして別の日、連合国側で働く通訳者を尋問するクルト。最初はしらばっくれていたけど脅したらペラペラ喋りだす。



バレットは前の戦で敗北し、前線から退いているという。退避している場所はベルギーのニーウポールト。向かうしかない!








バレットの名前と居場所を見つけたという手紙がカトリンのもとに届く。何かを感じ取ったカトリンはハリーに説明し(伝わってないけど)、ハリーは出発を決めます。



カナダに戻る? ベルギーへ向かう? さてどっちだ。



では、続きはまた。



2019年3月18日月曜日

11-11 Memories Retold (その13)





11-11 Memories Retold のプレイ日記、その13です。



クルト一家にお世話になっているハリー。今日は近くの村へやってきて、クルトの代わりに食糧を確保します。クルトは別件があるとかで別行動中。



村人はカナダ人に冷たい対応。いくら戦場カメラマンでも敵は敵。そりゃそうだよね~。








そんな中、「トランプゲームに勝ったら食糧を分けてやるよ!」と言ってきたご婦人方がおりまして、余裕で勝利。でも、何もくれなかった……。



ただ、実績「制覇」は解除。海外ではこの実績が解除されないぜって声がいくつか挙がっていて、管理人も心配しておりましたが無事に一発で解除できてほっとしています。



その後、大人の事情を知らない少女がいる店まで行き、パンと配給切符を交換してもらえました。








一方、クルトはというと、娘ルーシーの結核を少しでも快方へ向かわせるために村の医者のところへ。



医者の息子はマックスと同じ部隊。クルト自身が前線でその遺体を確認しております。医者は憔悴していて、それでもルーシーが良くなるための方法を教えてくれるのでした。








お互いに目標は完了しましたが、クルトはハリーのために気球を作る計画だという。どうやら、気球でカナダまで帰らせる計画のようです。



大きなタルが必要とのことで、バーのバックヤードからこっそり盗むハリー。おいおい。








持ち帰ったタルを仲良く納屋に運ぶ2人。このままカナダに帰らずにここにいた方が安住なんじゃないのって思うのは管理人だけ? 言葉は通じないけどうまくいっているよ。



ところが、だ……。









どこで入手したのか、ハリーがヴィミで撮影した写真をみて愕然とするクルト一家。



上画像のとおりですが、ヴィミでドイツ兵が捕虜になっていましたが、その中で人一倍反抗していた兵士がおりまして、実は彼がクルトの息子のマックスだったことがここで判明。



写真を撮ったのはハリーだし、バレットから「ちょっと離れておいで」と言われ、射殺されたのを目撃しているはず。



まさか、こんな展開になるとは。








クルトは怒りのまま家を飛び出し、そのまま戦地へと戻ってしまいます。そこには友人がおり、バレットを探す手伝いをしてくれることになったようです。



ハリーはクルトの妻カトリンが家に置いてくれているので気球つくりに没頭していきます。



それでは、続きはまた次回。



2019年3月15日金曜日

11-11 Memories Retold (その12)





11-11 Memories Retold のプレイ日記、その12です。



終戦まで、残り7か月。半年程度のところまで来ました。








列車でクルトの村へ向かっているハリーでしたが、一方クルトはというと、戦地での職務を終え(半ばあきらめた形で)自宅に戻ってきているようです。



息子マックスの件が完了したわけでもなく、モヤモヤとした毎日を送っているようです。








ルーシーの咳も治まることはなく、部屋のホコリを吸い込むとたちまち発作を起こしてしまう。



上画像は別に死んじゃったわけじゃありませんから。








列車の中はドイツ人でいっぱいなわけですが、一般人も食糧がなく、小さな子供も我慢している状態。



それを見たハリーは列車内を探索してチョコレートをゲット。小さな子供にあげるだけでなく、敵であるドイツ兵にも分け与えて実績も解除しました。








そして、ついにクルトの家に到着。「クルト……来ちゃった…… by 島田紳助」って感じで押し掛けた形になりましたが、大丈夫なんでしょうかね?



ハリーも捕虜収容所で思い切ったことをしましたが、結果的にはバレずにうまくいったみたいですね。








クルト家では問題は何も解決していないにもかかわらず、ハリーを温かく迎え入れてくれました。相変わらず言葉は通じないようですし、素性もよくわからないカナダ人が間借りして、奇妙な生活が始まることになります。



これ、どういう形で話がまとまるんだろう?



では、続きはまた次回。



2019年3月11日月曜日

11-11 Memories Retold (その11)





11-11 Memories Retold のプレイ日記、その11です。



パッシェンデールでの戦いから4ヶ月が経過したようです。つまり、終戦まであと8ヶ月。まだ長いですね。








ハリーは教会で捕まったあと、捕虜収容所で過ごしていました。



仲良くなったジュリアという兵士がハリーを気遣ってくれ、「カメラとノートを取り返すには今日しかない」と話してくれました。



なんでも、明日にはハリーたちは田舎に送られることになっているそう。他の兵士から話を聞く限り "田舎=強制労働=待っているのは死のみ" とのこと。これは何が何でもカメラとノートを取り返さなくては!








ジュリアンの作戦がうまくいき、彼はハリーの荷物をすべて持ってきてくれたようです。カメラとノートの中にはハリー宛ての手紙も複数まとめられてありました。収容所の郵便配達員に聞いても「あなたへの手紙はない」とか言っていたのに、実は隠していたというね。ただ、届いた手紙を残しておいてくれたことを考えると冷酷ではないようです。



無事、自分の寝床にカメラなどを隠したハリー。しかし、田舎に行った先で荷物が見つかったらまた取り上げられてしまう……。








ノートを眺めていると、地下トンネルでクルトからもらった封筒が挟まってあり、そこにクルトの家の住所が書かれていることに気づくハリー。そうか、クルトのいる田舎に飛ばされるよう、ハリーの書類を書き換えてしまえばいい、と思いつく。



しかし、ハリーの異動先を書いた書類は将校の宿舎にあり、厳重に見張りがされているエリア。捕虜では近付くことすら難しい。








サッカーボールを宿舎に蹴り入れ、窓ガラスを割るというミラクルを起こし、その騒動に乗じて宿舎に侵入するハリー。本当に写真家ですか?



ついでに実績「ひどい試合」が解除されました。








将校のテーブルへ無事たどり着き、異動先を書き換えるハリー。この行動力には驚きます。








特に怪しまれることもなく、ハリーはクルトのいる村へ出発。田舎へ送られる兵士はトラックの荷台、ハリーは汽車。同じ捕虜なのに待遇が違いすぎて悲しい。



汽車の中ではこれまでの4ヶ月間にジュリア(カナダのカメラ店の看板娘=ハリーが好きな女の子)から送られてきた何通もの手紙を読むハリー。収容所にいて手紙はおろか写真を送ることすらできなかったわけで、最初は明るい話題だったジュリアからの手紙も徐々に心配や不安の色が濃くなる内容へと変わります。



そして、ついには彼女の方から愛の告白が! 幸せ者め。とにかく生きてカナダに戻らないといけません。汽車だって、本当にクルトの村に到着するかなんてわからないのだから。



では、続きは次回。



2019年3月9日土曜日

11-11 Memories Retold (その10)





11-11 Memories Retold のプレイ日記、その10です。



終戦まで残り1年。まだまだ長いですね。








機密文書にあったとおり、中央同盟国軍に毒ガスを流す作戦を決行した連合国。自軍も敵軍もガスマスクを装着し、物々しい雰囲気です。



今や完全に嫌われてしまったバレットに呼ばれるハリー。氏いわく「ハシゴをのぼって前線へ行って写真を撮ってこい!」とのこと。写真家にそこまでさせる!? もう大切に思おうなんて気持ちは微塵もないのね。








拒否することもできず、前線に入るハリー。



それでもバレットの動向が気になってしまう。そして、前線の兵士に聞き込みをしてバレットの所在を調べるハリー。








一方、クルトの方は毒ガスを察知して猫(ロティ)が脱走。娘ルーシーに猫を合わせる約束をしているから、ここで離れてしまうのはマズい。



崩れそうな教会に逃げ込んだらしいとの情報を受け、一人前線へ向かうクルト。








教会を探索していくと Part 2 のコレクションをすべて回収したので実績が解除されました。ボーナスパートもアンロックされ、今回も見ごたえのある内容でした。








そして、教会の最上階で猫(ロティ)を発見。毒ガスもなく、敵からの攻撃もなく、一番安全な場所に導いてくれたのかもしれません。








ハリーはバレットを追い、墜落し炎上するツェッペリン飛行船の中を通る。近くにいた兵士を救出したときにバレットの様子を教えてもらう。「戦争を楽しんでいる」まぁ、戦場で生き抜く人って結局はこうなっちゃうのよね。完全に精神が崩壊する方向へいっちゃってる感あり。








バレットのところに行くと、ドイツ兵のスナイパーが目を光らせる危険な中でも彼は威嚇するように立っており、写真を撮れという。もう言葉使いも無茶苦茶で、かつての優しい少佐はここにはいない。



撮影を終えると砲弾が2人の足元に直撃し、吹き飛ばされるハリー。バレットも吹き飛ばされたけど詳細不明。








砲弾の衝撃で動けないハリーのところに来たのは、なんと! クルトでした。



クルトは動けないハリーを教会内に引きずっていき、無事に保護することに成功。言葉は相変わらず通じませんが、お互いに思うことがありますよね。



ちなみに上画像は、クルトがハリーを引きずっているところです。決して頚を締めているのではありませんので、あしからず。








ところが、教会内にドイツ兵が探索に来てしまいます。クルトの手伝いもあって、教会を脱出できそうだったハリーですが、出口からまさかドイツ兵がやってくるとは夢にも思わず、捕まってしまいます。



クルトも「丸腰だ」「写真家だ」と、なんとかチャンスを与えようとしますが、逆にクルトも銃で殴られてしまい助けられず。



しかし、お互いに「助けられなかった」「助けようとしてくれていた」という気持ちは通じ合っていたのでした。



これで Part2 の終了です。



次回は Part 3 を開始します。



2019年3月7日木曜日

11-11 Memories Retold (その9)





11-11 Memories Retold のプレイ日記、その9です。



IR125 (クルトの息子がいる部隊)の隊員の遺体が埋葬されていることを確認したクルト。しかし、息子マックスの消息が不明であり、クルトは彼らが進んだという前線に向かい、事実確認をするのでした。








現在は戦闘が行われていないとは言え、敵側も巡回は続けており、クルトもそう簡単には探索することができません。



あちこちに遺体があるから、ドッグタグの確認をしたいのに。








すると、猫(ロティ)が敵側の塹壕に入り込み、巡回中の敵兵のところでアピールをはじめる。賢い猫です。



クルトはその隙に遺体の確認を行います。








IR125 の遺体は戦死者墓地と前線にあわせて9名。それらを確認していったことで実績「決着」が解除。



この実績、海外では解除されない報告がいくつもあったので心配していましたが、無事に解除されてよかった~。








息子マックスの遺体はなく、おそらくまだ生存している可能性が高くなった。しかし、喜んでばかりもいられず。未来ある青年を埋葬するために遺体を移動させるクルト。



このとき、敵軍の兵士がクルトを見つけているのですが、これからしようとしていることを理解したのか見逃してくれるのでした。








一方、ハリーも前線のキャンプに来ておりました。



実はパリでバレットが泣きじゃくる姿を偶然見てしまい、バレットもハリーが見ていたことを知ってしまい、それ以降はギクシャクするだけでなく、バレットはハリーをかわいがらなくなった模様。



ハリーは気にしているようですが、バレットはお構いなしな構図ができあがり、なんとも気まずいまま行動を共にしています。








そして、久々にバレットに呼ばれるハリー。行ってみると「書類を取ってこい」と言う。



地下トンネルで懐いたハトに指示を出し、書類を持ってきてもらったらきっとバレットも喜ぶだろうと考えたハリーはハトに書類を取ってくるよう命じます。



ところがどっこい、ハトは命令を無視し、書類を足につかんだまま遥か彼方へ飛んでいく……。








それを目の当たりにしたバレットはぶち切れ。「機密文書だったんだぞ!」とものすごい怒りよう。



個人的にはそんな大事な文書なら、人に持ってこさせないようにするけどね。バレットの過失もあるでしょうよ。








ハトが着地したのはクルトのところ。敵側の機密文書を手に入れたクルトはさっそく上層部に報告。



ちなみに機密文書の内容は「敵側に毒ガスを送り込む」でした。ハトが運ばなければクルトを含む、中央同盟国は全滅していたかもしれません。



クルトが助かったのは偶然なのか、必然なのか……。



それでは、また次回。