ゲームデータ
発売日: 2016/04/01
開発元: Maximum Games
発売元: Maximum Games
ジャンル: アクション・アドベンチャー、ステルス
インストール容量: 5.88 GB
国内版本体での起動: 北米版をプレイ
公式サイト: http://www.alekhines-gun.com/
攻略サイト: Alekhine's Gun(アレクハインズ ガン) 攻略
超簡単なゲーム概要
「核戦争を阻止しろ!」
あなたは高度に熟練したロシアの暗殺者、エージェント Alekhine 。アメリカの CIA エージェントと一緒に働く。あなたの使命は核戦争になる前に真実を根絶すること。( Alekhine's Gun 公式サイトより適当翻訳)
Death to Spies というシリーズもののゲームがあり、本来であれば Death to Spies 3 として発売されるはずのゲームが大人の事情で Alekhine's Gun と名を変えて発売。昔ながらのステルスゲームという感じで、管理人の印象としては Hitman: Blood Money の雰囲気に近い。
核戦争が起きないように CIA エージェントと共に秘密裏に事を進めるっていうストーリーがありますが、孤軍奮闘感は否めない。
レベル(ステージ)は全部で11。レベルをクリアするごとに次のレベルがアンロックされるシステム。各レベルには暗殺ターゲットがいて、彼らをキルしながら文書を盗んだりして脱出する流れが多い。
難易度はイージー、ノーマル、ハード、ベリーハードの4種類。敵の索敵能力が上がるのでイージーで通用したことが難易度があがると全く通用しなくなるから面白い。攻略方法はいくつもあるので自分なりにスタイリッシュな暗殺方法を見つけるのもこの手のゲームをプレイする上での楽しみの一つ。
セーブは手動セーブ。オートセーブされているのかは不明。ただ、レベルをクリアした際は記録されている。ゲームを読み込んだ時に「このゲームはオートセーブなのでセーブ中は云々…」という説明が出ないところを見ると、きっとオートセーブはないものと思われる。手動セーブ=いつでもどこでもセーブ ということなのでこれはこれで嬉しい。
武器もある。ピストル等の銃器各種、絞殺ワイヤー、クロロホルム等。基本ステルスであり、ドンパチするゲームでもないので武器は正直お飾り程度。各レベルをクリアするとポイントが獲得でき、そのポイントを使って武器をアップグレードすることができる。
クリア時のポイントは、そのレベルをどのように立ちまわったかで増減する。一番多くもらえるのは「ターゲットのみキル」ということと「そのキルは事故死に見せる」ということ(評価ゴースト)。実際の話、武器をほとんど使うことがないのでポイントをもらっても使うタイミングが分からず、持ち腐れ。
プレイした感想 ⇒ プレイ日記はこちら
【 ポジティブ 】
- ステルス
ステルスが好きだからこの手のゲームを買うんだろうけど、やっぱり管理人はステルスが好き。
- 手動セーブ
いつでも、どこでもセーブが可能なのは嬉しい。
- 悪くないグラフィック
正直、PS2 レベルのグラフィックだと想像していたので、私的には嬉しい誤算だったかな。若干安っぽさはあるけれど、チープ感もなく。
- ロード短い
箱一のゲームをプレイしてここまでロードが短いゲームは初めてかもしれない。体感速度が低下しないのは良いです。
【 ネガティブ 】
- とにかく暗い!
画面が暗い。どこに何があるのか分からないレベルの暗さ。ゲームオプションに明るさ設定もないし、モニタをいじるしかない。基本的に PC 作業とゲーム兼用のモニタなのでゲームをするためにモニタの輝度をいじりたくない。
- ちょっとラク過ぎる
難易度イージーだと敵に「これ以上進んじゃダメ!」と言われるところでもダッシュで通過してしまえば大丈夫だったりする(全部じゃない)。これだとステルスの意味がなくなってしまい、ゲーム性が崩壊してしまうのでもう少し厳しくても良かったかなと思う。ラクなのは歓迎ですけどね…。
- レベル間の紙芝居の音声が…
各レベルの間には紙芝居風のカットシーンが入り、ストーリーが進行します。ところがこのカットシーンの音声だけがほとんど聞こえないくらい小さい。耳を済ませてやっとボソボソと聞こえる程度。字幕を ON にしていなかったら無声のカットシーンだと勘違いするレベル。
- 全体的にバギー
突然はまって動けなくなる、フリーズする、ゲーム中の音がタイトル画面になっても引き継いでいる(敵に見つかってドンパチしている音がタイトルに戻っても続く)、服が見えているのに変装できないなど、パッチが当たったとはいえ全体的にバグが多い印象。デバッガーは何をしていたんだろうね。
実績コンプした感想
項目数26、スコア1,000G。
全てオフラインで解除できます。
管理人は約39時間で実績コンプ。いつも書いてますが拘らずにプレイすれば10~15時間もあればコンプできるでしょう。管理人は「評価ゴーストを獲得する」ということに拘ってしまったのでこんなに時間がかかってしまいました。
発売当初「Chameleon」という実績が解除できないバグがあり、実績コンプ不可のゲームだったけど、今はパッチが配信されているのでコンプ可能になった。
「●●回する」系の実績はチェックポイントロードしても解除されるので、自分で思う場所があればそこを繰り返すだけで解除可能。
1周目はストーリークリア実績と「●●回する」系の実績、ターゲットのみ暗殺して全レベルをクリアする実績の解除を目指してプレイする。
レベル1で狙ってプレイすれば実績が6個解除できる。※動画では5個。
2周目は全ての変装を行う実績と大暴れして任意のレベルをクリアする実績の解除を目指してプレイする。
以上で実績コンプ。特に難しい実績もなく、手動セーブがいつでもどこでも可能なため、コンプ難易度がより低くなっている。
総評
完璧じゃないステルスゲーを愛せるなら買い!
ゲームの面白さ: 4/10
実績コンプ難易度: 2/10
Hitman シリーズ、スプリンターセルシリーズのような痒い所に手が届く完璧なゲームと比較してしまえば、かなり見劣りするゲームであることは確かだけれど、ダメなものほど愛せる心の広いゲーマーなら(しかもステルス好きなら)買って損はしないと思います。
実績厨にもオススメできるゲームです。ステルスがあまり好きじゃない方には没入感が低くてつまらないかもしれないけど、そもそも実績厨はつまらなくてもスコアが増えれば良しという人たちなので、そういうところはあまり気にならないかもしれない(笑)。
駄作とは言え、シリーズで言えば3作目になるわけです(タイトルが変わっちゃったけど…)。それなりに歴史とノウハウがあるゲームであることは間違いなく、それは多少にかかわらずファンがいるということ。そこを踏まえれば、ちゃんと遊べるゲームにはなってますので気になっている方は是非遊んでもらえたらと思います。あ、もしプレイするなら画面が暗いのでモニタの設定をいじるか、少し暗い部屋でプレイするといいですよ。
個人的には割とオススメですけどね~。
Alekhine's Gun (輸入版:北米)