ゲームデータ
発売日: 2013/01/29
開発元: Teyon
発売元: Mastiff Games
ジャンル: レールシューター
インストール容量: 949MB
国内版本体での起動: OK(北米版起動します)
公式サイト:
http://goo.gl/UzRPr
攻略サイト:
Heavy Fire: Shattered Spear 攻略
超簡単なゲーム概要
アメリカでは人気がある(?)レールシューターの続編らしい。
ゲーセンの筐体をそのまま移植したのでは?という話もあります。
レールシューターというのは、ゲーセンのガンシューティングだと言えば分かりやすい(というかそれ)。
常に主人公視点であり、敵を殲滅すると強制的に画面がスクロールします。
タイムクライシス、ハウスオブデッド、ぎゃるがんがイメージ出来れば OK です。
主人公はアメリカ軍の隊員として、中東を舞台に戦うストーリー。
まぁ、最初はすぐに終わる作戦だと思っていたけど、なんだかんだと長期戦になり、
最後は核まで飛び出す…というベタな内容です。
地上戦だけでなく、AC-130 という対地攻撃機からミサイルを乱射したり、
ヘリコプターに乗って敵戦艦を破壊したり、と内容は結構盛りだくさん。
見た目は FPS なんですが、実はレールシューター。
トレイラーだけ見るとそんなこと分からないため、いわゆる PV 詐欺に近い(笑)
アマゾンのレビューの一番下、「確信犯的な作品, 2013/5/7 By ROCK (JAPAN)」さんが書かれたレビューは
私的に一番ニヤニヤしてしまう内容となっています。
良かった点
・グラフィック
個人的にはなかなかのグラフィックに感じました。
中東っぽいイメージはしっかり表現されていたと思います。
・マルチランゲージ
何気に日本語吹き替えがあったのにはビックリした。
訳も特別意味不明な感じもありませんでした。
棒読みと声優さんが2人しかいないというチープさがいい感じ。
悪かった点
・レールシューター
ゲームの存在自体を否定することになりますが、
やはりレールシューターではなく、FPS もしくは TPS に仕上げて欲しかった。
それだけで評価はかなり変わったはず。
・操作性
左スティック ⇒ 照準移動
右スティック ⇒ カバー
根本的に左右のスティック操作が逆だと思う。
一般的な FPS や TPS に慣れてしまっていると、この独特の操作方法に馴染めない。
最後の方は順応していますが、やはりこれが原因で序盤で諦めてしまう方もいるかもしれません。
・武器の変更不可
武器はメインとサブの2種類を持っているのですが、
好きなときに武器を切り替えることが出来ないのは不便でした。
メインの弾薬が尽きたとき、ようやくサブの武器が装備出来るのはいかがかと。
この仕様のお陰でサブ武器で250人倒す実績が面倒でした。
総評
アマゾンのレビューではいいとこなしですし、2 ch でも踏んだり蹴ったりです。
「悪くない」と発言しただけで社員乙だの、ステマだのと罵られる状態です。
PS 無印時代であればそこそこ評価されたと思いますが、現代でこの内容、仕様、フルプライスなど、
申し訳ないけど許容されないだろうなと感じます。
ただし、個人的にはそこまで酷くはないかな、と思います。(あくまで個人的な感想ですが)
淡白過ぎるゲーム性、ベタなストーリー、声優2人で交代しながら会話している低予算な感じ、などなど
むしろ、突っ込みどころがいくつもあるのでニヤニヤしながらプレイ出来ました。
今時の「延期を繰り返しながらようやく発売したけど、なんだこりゃ?」なゲームよりは
最初からチープさ丸出し、この内容でフルプライスという強気の姿勢はむしろ潔く感じられます。
まぁ、この強気は完全に失敗だと思いますけど…( ´ω`)
合う合わないは必ずありますから、無理に手に取って欲しくはないですが、
出来の悪い子ほどかわいいの精神がある方は手に取っても大丈夫なはず。
国内のリアルショップおよびネットショップは絶対に高いですし、フルプライスはお金が勿体無い。
海外通販だとまだ安く購入出来ますから、気になっていて欲しい方はプレアジがお勧めです。
実績コンプ狙いの方は2コンがないと厳しいです。
コンプを簡単にしてくれるのは2コン放置プレイがあってこそです。
2コンがない場合は無理して購入しない方がいいです。
ゲームプレイ: 4/10
実績コンプ難易度: 2/10