ゲームデータ
発売日: 2016/04/20
開発元: Big Ant Studios
発売元: Big Ant Studios
ジャンル: アクション
インストール容量: 4.61 GB
国内版本体での起動: 北米版をプレイ
公式サイト:
http://www.masqueradegame.com/language/en/
攻略サイト:
Masquerade: The Baubles of Doom(マスカレード: ザ・バーブルズオブドゥーム) 攻略
超簡単なゲーム概要
「オーブを手に入れてピエロ軍団を撃退せよ!」
戦いを司る強力なオーブがあり、その存在を知ったピエロ軍団が奪いに来た。
主人公ジェスター(通称ジャックス)は相棒のコメディアと共にそのオーブの所在を明らかにする地図を手に入れるも、相棒のコメディアがピエロ軍団に捕まってしまう。オーブと相棒を奪還し、ピエロ軍団を殲滅せよ!( Xbox.com より適当翻訳)
小さな青いデビルマン風の主人公ジェスターを操作する 3D アクションゲーム。X ボタンで攻撃、A ボタンでジャンプ、Y ボタンでカウンターとシンプルな操作。
ステージクリアをすると次のステージがアンロックされ、全8 Act(ステージ)。オートセーブ方式だが、各 Act をクリアしないとセーブされない。つまり、途中セーブはない。道中は簡易のチェックポイントが設けられてあり、死ぬとそこから再開される。場面によってはチェックポイントを通過していなくても再開されるところもある(ボス戦前とか)。ライフは自動で回復せず、ジェスタジュースポーションというライフ回復アイテムを取ることで回復する。
難易度はイージー、ノーマル、ハードの3種類。難易度の差は「敵が硬くなる」「敵の攻撃力が上がる」「敵の配置が少し変わる」など。
敵はピエロ風の顔貌をしていて、戦闘服の色の違いで上級、下級に分かれている。近接武器を装備した敵、弓を装備した敵に大別される。
敵を倒すと赤い鼻をドロップし、それを一定数貯めるとスーパームーブというボム技がアンロックされる。レベル1~レベル3までアンロックされ、B ボタンで発動。B 長押しするとレベル2 ⇒ レベル3と発動できるようになる。レベルが上がるごとにモーションは派手になるが威力はあまり大差ない。
収集物は宝箱と玉飾り。各 Act に宝箱が1個、玉飾りが10個隠されている。回収は初見でもそれほど難しくない。
プレイした感想 ⇒
プレイ日記はこちら
【 ポジティブ 】
アニメ風のグラフィックやコミカルな言動が楽しい(英語分からないけど)。色も鮮やか。
【 ネガティブ 】
ゲーム中、何度もチェックポイントを通過するが、実は簡易セーブであって全くセーブされていない件。死亡したときの再開ポイントとしてチェックポイントが存在しているだけで、タイトルに戻ったり、電源を切ったりするとステージの最初からというクソ仕様。各ステージをクリアしないとセーブされないのは不親切過ぎる! お前はニンジャブレイドか!
左スティックで主人公を動かすだけでもカメラが働き、そこへ右スティックのカメラが合わさってくると画面がぐらつく。左スティックは主人公の移動、右スティックはカメラと機能が独立していないからプレイに若干の支障が出てしまう。また、ジャックスが背景の裏に入ってしまうときもあり戦闘のときは姿を見失う。
戦闘はバットマンのコンバットシステムに似ている。が、やはりそこは二番煎じであって直感的に主人公が動くことが少ないので戦闘自体にストレスを覚える。ボタンの反応も若干悪い印象。
また、戦闘のテンポも非常に悪い。敵を2,3回殴るとすぐ別の敵が攻撃を仕掛けてくるのでカウンター、また攻撃を再開し、1,2回殴ると別の敵にカウンター…。もう少しゆっくり攻撃させてもらえませんかね?
ちょっと進んではカットシーン、またちょっと進んではカットシーン。いちいち入るカットシーンはテンポが悪くなるだけ。スキップできないし。
フリーズしたの? って心配になるくらい長い(画面が暗転し、右下にロードアイコンが出ているとき)。
Y ボタンでカウンターとフィニッシャー(とどめの攻撃)が簡単に出せるが、発動に関する優先順位があり、困った仕様となっている。目の前で地面にダウンしている敵がいるときに Y ボタンを押せばフィニッシャーになるはずだが、それよりも周辺の敵に対するカウンターを優先するので、目の前の敵よりも離れた敵に向かってしまうという最悪なシステムに仕上がっている。
実績コンプした感想
項目数21、スコア1,000G。
全てオフラインで解除できます。
なお、360版は別実績。解除条件も異なる項目がある。
約25時間で実績コンプ。10時間ほど無駄にプレイしたし、攻略コンテンツを作りながらのプレイなので、普通にプレイするなら10~15時間でコンプできるはず。正直、ゲームプレイの好みもあると思うけど、実績コンプのためにプレイするのは全くオススメできない。
敵を○○体倒せ系の実績と収集物系の実績は条件が緩いので、あまり意識しなくても解除できる。
ただし、全ステージを通じて「ライフを回復するな」「スーパームーブを使うな」「ニワトリアラームを発動させるな」という縛り実績があるので超絶面倒くさい。途中セーブされないというクソ仕様も相まって、もし誤ってミスった日にゃあ、ステージ最初からやり直し。
スキップできないカットシーン、失敗するとステージの最初からプレイし直しというストレスがイライラを増大させる。管理人のように怒りの沸点が低い人間はプレイしない方がいいと思う。
総評
実績コンプ狙いじゃなければ遊んでも可(でもオススメしない)
ゲームの面白さ: 2/10 つまらない
実績コンプ難易度: 6/10 解除が面倒くさい
本当にイライラするゲームだった。楽しかったのは最初のプレイだけ。後は常にイライラしながらのプレイで精神衛生上良くない。
難易度イージーで軽くプレイしてちょっと遊ぶくらいの感覚ならやってみてもいいと思うけど、実績コンプを目的にプレイするのはとにかく面倒くさいのでオススメできない。せめてカットシーンがスキップできる、途中セーブがあるならば評価は変わっていたかもしれないけど、これはマジでオススメできない。
ゲーム自体は遊べなくないけど、もたつく操作性、ふらつくカメラ、面倒くさい縛り実績(ここ重要!)のお陰でクソゲーになっちゃってる。続編を匂わすような終わり方してたけど、システム面が刷新されないのであれば続編もクソゲー確定。
クソゲーオブザイヤーほど酷くはないよ。でも、昨今のきちんと作られたゲームを比べてしまうとこれはクソゲーでしょう。特に実績が酷い。
なので、上にも書いたけど、難易度イージーで軽く遊ぶくらいならアリ。でも実績コンプ目的だったらナシ。そんなゲーム。