ゲームデータ
発売日： 2016/04/07
開発元： Remedy Entertainment
発売元： Microsoft Studios
ジャンル： アクション・アドベンチャー
インストール容量： 45.72 GB
国内版本体での起動： 北米版起動します
公式サイト： http://www.remedygames.com/games/quantumbreak/
攻略サイト： Quantum Break（クォンタム ブレイク）の攻略サイト
超簡単なゲーム概要
「時間の断裂を修復せよ！」
時間の流れが断裂した世界で、特殊能力を身につけた 2 人の男の物語が始まる。一方は、時間軸を旅しながら、身につけた能力を使うことに取りつかれ、一方は、時間軸が破壊し尽くされてしまう前に、能力のとりことなった男を倒し、世界を正常な状態に戻そうとする。圧倒的に不利な状況となった 2 人は、未来を変えてしまうような大きな選択に迫られる。 Quantum Break は、パンチの利いたゲーム パートと臨場感あふれるアクションが見物のドラマ パートから構成される、個性あふれる作品。主要キャストは、主人公ジャック・ジョイスにショーン・アッシュモア。彼の宿敵ポール・セリーンにエイダン・ギレン。ジャックの兄で天才科学者のウィリアムにドミニク・モナハン。臨場感あふれるストーリーに、個性的なキャラクター達、ドラマチックな展開等々、Remedy Entertainment ならではの要素が詰まっています。ゲーム内でのあなたの選択が、ゲームとドラマの融合した世界に影響を与え、プレイヤーをこれまでにないエンターテイメント体験へといざないます。(Xbox.com より)
時間を操作する能力を身に着けた主人公ジャック・ジョイスを操作するアクション・アドベンチャー + TPS 。
時間を進めたり、巻き戻したりはできないが、狙った場所の時間を止めたり(タイムストップ)、敵の銃弾を無効化したり(タイムシールド)、瞬間移動移動したり(タイムラッシュ)することができる。戦闘においてはこれらの能力を駆使することで敵に攻撃する時間を与えないまま倒すことも可能。
武器は大きく分けて3種類(ハンドガン系、マシンガン系、重火器系)あり、十字パッドの左右下で装備を入れ替える。チャプターが進むごとに強力な武器が手に入る印象だが、先に進んだからと言って必ずしも強い武器とは限らない。ハンドガンだけは無限弾。それ以外は要所に置かれた武器補給バッグで補給する。
TPS パートでは、遮蔽物に近づくと自動的に屈んでカバーしてくれる。Remedy Entertainment 十八番のエイム時のカメラ切り替えも搭載されていて、右スティックをクリックすることでカメラが右肩越し、左肩越しと切り替えられる。
ライフは自動回復。ダメージを受けると画面が赤くなって死亡するパターン。難易度問わずダメージ状態からの回復は早いと思われる。
セーブはチェックポイント通過方式のオートセーブ。
タイム分岐というシーケンスがあり、そこでは二者択一の選択肢がある。そこで選択した内容によってストーリーが若干変化するようになっている。
タイム分岐の後には必ず実写ムービーが用意されており、海外ドラマと同様のクオリティで、観ていて引き込まれる。しかも実写ムービー1つにつき20分程度あるので満足感も高い。
プレイした感想
管理人のプレイ日記はこちら
【 ポジティブ 】
- ストーリー
海外ドラマそのままのクオリティなので続きが気になって止めどきを失う。特に実写ムービーの出来が素晴らしい。
- コンセプト
よくあるタイムリープのように単純に時間を移動するのではなく、その場の時を止めたり、瞬間移動したり出来るのが良かった。
- グラフィック
ゲームプレイの解像度が 720P ということで若干のぼやけ感がありましたが、それほど気にならなかった。実写ムービーの映像が綺麗だった。
【 ネガティブ 】
- 戦闘が全く物足りない
アドベンチャー寄りの TPS だったとしても戦闘が全く足りていないように思われる。収集物を回収するだけで戦闘がなく終わってしまうチャプターもあるくらい。
- タイムパワーをあまり使わない
コンセプトとしては素晴らしく序盤は珍しさもありタイムパワーを使っていたが、中盤以降の戦闘においてはカバーしてマシンガンを撃っていた方が早い場合も多く、タイムパワーを満遍なく使った記憶がないままクリアしてしまった。
- ロードが超長い
本体を起動してゲームをロードしたときにかかるロード時間が半端なく長い。2分以上かかる。外付け HDD にインストールしていればもう少し早いかもしれない。
カットシーンをスキップできるけど、スキップしてもロード時間が長いので普通にカットシーンを観ていた方が早い場合も多々ある。何のためのスキップかと。
- ローカライズ(というかテキスト？)
翻訳されている内容は間違いもなく良かったと思うが、画面下部に表示されるテキストが見難い。また慎重に移動しなくてはいけないとき、急いで移動しなくてはいけないとき等、移動している最中にテキストが表示されるので見逃すことも多くイライラした。テレビやラジオから流れる音声については言語を問わず字幕が用意されていないとのこと。
- 消化不良なストーリー
クリア後、語られないことが多すぎる。
実績コンプした感想
項目数42、スコア1,000G。
全てオフラインで解除できます。
管理人は約40時間で実績コンプ。プレイを途中で止めたまま攻略研究所を作成していたことが多かったため、あまり参考にはならないかもしれません。
二者択一の選択肢実績があり、どちらかの実績しか解除されないため、素直に2周した方が良いかと。難易度実績もあるので、1周目はイージー or ノーマルでクリアし、2周目にハードでクリアすれば実績コンプできます。
なお、2周目を開始する際は新規で開始せず、タイムライン(チャプター選択)画面で A ボタンを長押しすると難易度を変更できます。それで最初からプレイした方がタイムパワーが MAX の状態なので(もちろん、覚醒するまでは使えませんが)もう一度最初からアップグレードする手間も省けますし(クロノンソースを探す必要ない)、何よりプレイがラクなのでオススメ。
総じて実績コンプはラクな部類に入ると思われます。注意点ですが、カットシーンをスキップしてしまうと解除されないストーリー実績が多々ありますので1周目は面倒でもスキップせずに全部観ること。
総評
アドベンチャー7割、TPS 3割と割り切れるならオススメです
ゲームの面白さ： 5/10
実績コンプ難易度： 2/10
タイムリープ系のコンセプトは素直に楽しめますが、中盤以降は新鮮味がなく、ストーリーでなんとか持っていく感じのゲームとなっています。
実写ムービーがメインでゲームプレイはおまけのような感覚ですが、本当に先が気になるストーリーの作り方をしているのでギリギリ飽きずにクリアできるでしょう。
実績解除は簡単です。TPS パートも少なく、難易度ハードでも難しくないので実績コンプを狙ってプレイしてみましょう。逆に難易度イージーとノーマルが簡単過ぎて、それが戦闘を楽しめない要因の1つであると思います。TPS が得意であれば難易度ハードだとぬるすぎず、きつすぎず、丁度良い戦闘が楽しめるでしょう。
国内市場は中古でも強気の価格ですが、北米版は国内本体で起動しますし、マルチランゲージなので気にならない方は北米版が安くなったときでも購入されるといいです。
