ゲームデータ
発売日: 2009/05/26
開発元: Heavy Iron Studios
発売元: THQ
ジャンル: 版権,アクション
インストール容量: 3.6 GB
公式サイト: Disney・Pixar UP Xboxサイト
攻略サイト: Disney・Pixar UP 攻略
超簡単なゲーム紹介とストーリー
パラダイスフォールに辿りつけ!
UPのビデオゲームは、カールと彼の若い相棒とのエキゾチックな冒険です。2人と1匹のキャラクターを操作し、エキサイティングなプレイを楽しめます。シングルプレイヤーでありながら随時に友人との協力プレイも可能です。プレイヤーは危険なジャングルの地形をナビゲートし、アマゾンの滑りやすい斜面をトレッキングし、極悪チャールズ・ミュンツと彼の忠実な犬軍隊によって身を回避しながら、道に沿って獣とも戦います。また、ゲームは空中戦に最大4人まで参加可能なマルチプレイヤーゲームモードを備えています。( Xbox.com より適当翻訳)
ざっくりとしたアウトラインと感想
映画「カールじいさんの空飛ぶ家」を題材としたゲーム。映画は見ていないけど、その内容に沿ったゲームだと思われます。
全11レベル。チェックポイントセーブ方式。ライフ制。デスペナルティはないに等しく、ライフが全てなくなるとほとんどはその場で復活する仕組み。各レベルをクリアすると次のレベルがアンロックされる。一度クリアしたレベルは任意のタイミングで再プレイできる。
おじいさんのカール、少年のラッセル、喋る犬のダグ、パラダイスフォールに住む鳥のケヴィンのチームでゲームを進める。ただ、ダグとケヴィンは途中から仲間になる形であり、さらにケヴィンは途中でミュンツという敵に捕まってしまうため、基本的にはカール、ラッセル、少しダグっていう感じで進めていく。
それぞれのキャラは能力が異なり(能力と書くと凄そうだけど)、その場でキャラを交代しながら各種ギミックをクリアしていく。例えばカールはよじ登る能力があり、ラッセルは狭い幅の道を横歩きする能力があり、ダグは小さな穴をくぐったり、レバーを下げる能力がある。
ゲーム中にはカールやラッセルの顔アイコンが表示され、どのキャラを使って進めていくのかが一目瞭然で分かりやすい。でも、収集物が隠されているところはその表示がないことがほとんど。
道中はメダルと呼ばれるコイン型のものを回収しながら進む。400枚集めるごとにクエストカードというものがアンロックされ、そのカードには指定されたものが3つ描かれている。この指定されたものは「昆虫○○匹」「レベル○のアーティファクト」「レベル○の Memento 」の3つがセットになっていることが多い。
クエストカードに描かれたものを3つ集めると、ボーナスアートがアンロックされたり、マルチプレイヤーのゲームモードがアンロックされたりします。カードは全部で15枚あります。もちろん実績に関係あり。
収集物は Memento 、金銀銅のアーティファクト、色とりどりの昆虫(てんとう虫と蝶)があります。
敵というほどではないけれど邪魔してくるものがいくつか。ひとつはジャングルの中にいる好戦的な昆虫。ハチ、クモがそれに該当します。攻撃はしてこないけどヤマアラシがいて、こいつは近づくと体中のハリを出して固まる。ハリに触れるともちろんダメージ。
敵のもうひとつはミュンツ率いる犬軍団。要所要所で待ち伏せ攻撃をしてきて結構うざい。もちろん、いきなり攻撃が開始されるわけではなく、画面には「犬の待ち伏せ攻撃が始まるよ」という表示がなされる。少し脱線しますが、この犬の攻撃が個人的にはストレスで、分かりにくい突進モーションに加え、突進を回避するボタンの表示が画面に出るのだけれど、表示されるタイミングが微妙に遅いため、結構な頻度で犬の突進を避けられないことが多い。脱線終わり。
敵のもうひとつはアナコンダとクロコダイル。ゲーム内ではボスとしての位置づけであり、用意されたギミックを活用して倒す。
カールとラッセルにはそれぞれ特殊な能力があります。動物型のバルーンアートを作って敵の視線を変える、トランペットを吹いて昆虫を気絶させる、水筒の水を飲んでライフを回復させるなど。これらは道中、音符や水筒のアイコンがあり、それを取ることで使えるようになります。ちなみに使うには十字パッドの右と左です。
マルチプレイヤーモードも搭載されているがオフラインのマルチ。一度もプレイしていないので内容は不明。
その他、ゲームプレイの感想はプレイ日記をどうぞ
⇒ プレイ日記はこちら。
【 良かった点 】
- 簡単
さすがは版権ゲーム。ヒントは逐一表示されるし、デスペナルティも無いに等しい。ただ、収集物に関しては少しいやらしいところに置かれていたりするので、全て子供だけで実績コンプするにはちょっと厳しいかも。
- ロードが短い
待ち時間が短いのは良いこと。
【 残念だった点 】
- カメラが固定
カメラが固定なのは違和感を感じる。無理でも右スティックを倒してしまうところが何箇所もあった。
- ラストのドッグファイト
よりによってラストにカールとラッセルの出番がなく、飛行機を操作しているのがダグ(犬)というまさかの展開。微妙に操作性の悪い飛行機、にも拘らずミュンツの飛行船の複数あるエンジンを狙わさせたり、当たり判定の大きい自機(しかもぶつかると一撃死)という環境にガッカリとグッタリが両方きて辛かった。このシーン、子供だけではクリアできないのでは?
- 意味のないマルチプレイヤーモード
実績解除のためだけに選んだだけ。やりたいとも思えない。
実績コンプした感想
42個 1,000G です。
実績コンプには要2コン。
難しい実績は一つもなく、プレイしていれば解除できるものばかり。ただし、隠された洞窟とか、隠された収集物とかは取りこぼしやすいので事前に情報を得てプレイするとやり直す手間が省けるかと思います。
唯一、アナコンダもしくはクロコダイルを2コン接続して一人二役で解除する実績がありますが、当ブログに寄せられたこちらのコメントによりますと ボスはシングルプレイで倒し、レベルのクリア直前に2コンを接続してからクリアすると解除されるようです……知らなかったぁ(汗)。
さすがに4時間でコンプは無理かもしれませんが、時間がある方でしたら1日もあればコンプ可能かと思います。
総合批評
さっさとコンプした方がいいよ!
- ゲームプレイ: 2/10
- 実績コンプ難易度: 2/10
開始したら脇目もふらず実績コンプした方がいい、そんなゲームです。没入感という言葉を使うのも勿体ない、そんなゲームなのでさっさと進めてクリアして次のゲームをプレイした方がいいでしょう。
実績的には何も問題ありません。若干、蝶やてんとう虫に翻弄されるかもしれませんがレベルセレクトがありますので大丈夫でしょう。
一番の敵はやはりゲーム自体が「面白くない」ところかなと思います。もちろん感じ方には個人差がありますから、集中して楽しめる方もいると思いますが私は集中できませんでした。ただ、ただ、実績を解除するだけのゲーム。そんな感じです。
これまで割と質の高いゲームをプレイしていたのだなと実感。実績のスコアだけを伸ばすためだけのゲームです!