ゲームデータ
発売日: 2014/10/31
開発元: Crazy Viking Studios
発売元: Crazy Viking Studios
ジャンル: アクション (プラットフォームゲーム)
インストール容量: 292 MB
公式サイト: 公式サイトへ
攻略サイト: 実績コンプリートまでの攻略動画
超簡単なゲーム概要
「ファフニールを倒せ!」
ゲームが難しかった時代を覚えていますか? 全く新しい、容赦ないハードコアアクションで、アーケードゲームの黄金期を体験しましょう! Volgarr the Viking は、オールドゲームならではの特徴の全てを兼ね備えています。 シンプルな操作性、ハイレベルなチャレンジ、細部まで気を配られたゲームデザイン、緻密なドット絵、 素晴らしい音楽、そして、大量の出血表現を含んでいます。 肩慣らしして、Volgarr the Vikingの舞台に踏み込みましょう! あなたの挑戦をお待ちしています!( Xbox.com より)
超簡単なシステム解説
1980年代のアーケードゲームを彷彿とさせる横スクロール (一部のステージは縦にもスクロールする)アクションゲーム。
シンプルながらも高難易度なゲームでいわゆる「死に覚えゲー」。難易度は高いもののランダム要素はほとんどなく、パターンを覚えてミスをせずに進んでいく王道アクションです。
LS で主人公を操作。X で剣を振り、A でジャンプ、B で槍を投げる。基本の操作はこれだけです。そこにダブルジャンプ、回転回避がある程度。
主人公は基本的に一撃死。初期装備の木の板を持っていると一撃だけ防げますが、その後は木の板を入手しないかぎり一撃死となります。
道中には宝箱が設置してあり、木の板を持った状態で開けると鋼鉄製の盾が出ます。鋼鉄製の盾を持った状態で開けると兜が出ます。兜を持った状態で開けると炎の剣が出ます。炎の剣を持った状態で3個開けると Warrior Spirit が出ます。そんな感じで、つまりはノーミスで宝箱を開け続けることで一撃死を回避でき、強力な武器が手に入るシステムです。
ステージはステージ6 + 隠しステージで計7ステージ。ジャングル、海、地下、溶岩、空とステージごとに場面が変わり、敵キャラも変わります。各ステージの最後にはボスがいます。Warrior Spirit を持っていると裏面をプレイすることができます (ステージ1と隠しステージには裏面はありません)。
主人公は死亡すると所持しているお金 (財産?)を消費することでチェックポイントから再開できます。裏面の場合は Warrior Spirit の数だけやり直しができ、なくなると表面に強制送還されます。各ステージは前半・後半に分かれており、ステージ開始位置と後半の開始位置の計2箇所にしかチェックポイントがありません。
ワールドセレクト機能によりクリアしたステージをスキップすることができます。
プレイヤー各位の腕にもよると思いますが「難易度の高いゲーム」という印象が一番。とにかく死にまくる。開始当初などステージの半分も進めない感じ。
「ラスタンサーガ」や「魔界村」、「ブラックドラゴン」っぽい作りのゲーム。上述したように死んで覚えるゲームであり、でも無制限にやり直せるわけでもないので集中力が要求されるゲームでした。難しいし、すぐに死んじゃうけど不思議ともうやりたくないという感情にはならず、やり直してパターンを覚えクリアできたときの快感がたまらなく癖になります。
最初は装備が貧弱な主人公もミスなく進めていくと宝箱を開けるごとに強化されていくシステム。強くなればそれだけステージを攻略するのも楽になりますが、逆にいえば些細なミスで一気に攻略できなくなることを意味します。
グラディウスを例にすると、最強装備でプレイしているときにミスするとそこからのリカバリーが相当難しく、場合によってはそのままゲームオーバーなんてよくあります。本作はまさにその路線を地で行っておりまして、一瞬のミスがまさに命取りになることから、パターンを覚えて完璧にプレイしていくことが求められてしまうわけです。
ステージは表裏あり、実績コンプを狙うには裏面をすべてクリアする必要があったため、表面をまともにクリアしたのはステージ5と6だけ。あとは裏面しかプレイしていません。プレイ日記にも書きましたが、個人的には表面の方が難易度高かったです。
エンディングは A・B・C の3ルートあり、実績解除の対象になっているのですべてのエンディングを獲得する必要があります。
その他、プレイした感想 (主にストーリー日記)は、管理人の プレイ日記 を御覧ください。
【 ポジティブ 】
- 少しずつうまくなってる感がわかる
難しくてすぐ死んでしまうけど、何度もやり直しをしていると自然とパターンが身についてミスすることなくクリアできるようになります。ミスばかりしていたときのギャップがたまらなく嬉しいです。
- サウンド
壮大な BGM がとてもよかったです。まるで映画のようで素晴らしいです。
- ブレない姿勢
難しいけど少しずつクリアできるようになる、さじ加減が絶妙。終始この絶妙さが続き、妥協せずブレない姿勢の開発側を尊敬します。
【 ネガティブ 】
- セーブ関係
もう少しチェックポイントが多いとよかったこと。また、各ステージをクリアしたときにセーブされてればそこから再開できたかな、と。クリアするまでの時間を捻出できないプレイヤーもいると思うので、そこへの配慮があるとよかった。
- 癖のあるジャンプメカニック
テキストでうまく書けないのですが、LS を入力しないで垂直ジャンプし、空中にいるときに LS を入力すればその方向に動くのが今どきのゲーム。ですが、本作は LS と一緒に入力しないとその方向に動かないという癖のある仕様でした。慣れれば無問題ですが、最初はとまどいました。
実績コンプした感想
項目数20、スコア1,000G。
すべてオフラインで解除できます。
管理人は14時間4分かかりました( Xbox.com 調べ)。
本作の実績はこちら(実績 wiki へ)
実績は「ストーリークリア系」「エンディング系」「収集物系」「制限時間系」に大別されます。
すべての実績に共通することは ノーミスで進むこと です。これができないとほとんどの実績は解除できません。もちろん、練習すれば解除できるようになっている絶妙な難易度ですので、ご安心を。
冒頭のリンクした動画を観ながらプレイすることを推奨します。動画の主さんは相当に慣れているので最初からあのようなプレイは無理ですが、少しプレイしていれば主さんのように立ち回れます。ヘタレの管理人でも実績コンプできましたので大丈夫です(*^^*)
総評
マゾい難易度だけど達成感があるのでオススメです!
- ゲームプレイ: 6/10
- 実績コンプ難易度: 4/10
ツイッターのプレゼント企画に応募し当選したことで出会えた本作。5年前にリリースされていたなんて知りませんでした。
TA レシオが 4,516 と高く、管理人が今までプレイしてきた中で4番目に高いゲームです。ちなみに一番高いのは How to Survive: Storm Warning Edition の 5,964 でした。Perfect Dark Zero よりも高い本作ですが、正直な話 PDZ の方が難しいよ、絶対(^_^;)
初見難易度が高く、やり直しが無制限にできるわけではないので何度となくステージ1からやり直すはめになると思いますが、やり直すたびに上達しているのがわかるゲームですので諦めずに実績コンプを狙ってほしいと思います。
プレイ開始当初は難しいので「久々に実績コンプは無理か……」と諦めムードでしたが、ランダム要素はほぼなくパターン化しているゲームだと理解できればスムーズなプレイができるようになりました。
何度も練習してやっとクリアする。セーブ機能がない昔のファミコンのような達成感が味わえる良作です。ちょっとマゾいですけど、挑戦する気概のあるプレイヤーさんはぜひ遊んでみてください。
辛いけどうまいカレーみたいな、脂っこくて苦しくなるけどまた食べたくなる二郎系のような、そんなゲームでした。オススメです!