ゲームデータ
発売日: 2016/08/30
開発元: Omega Force
発売元: KOEI
ジャンル: ハック&スラッシュ
インストール容量: 18.30 GB
国内版本体での起動: 今回は北米版
公式サイト: http://www.koeitecmoamerica.com/attackontitan/
攻略サイト: Attack on Titan(進撃の巨人) 攻略
超簡単なゲーム概要
「巨人を駆逐しろ!」
国際ヒットアニメ「進撃の巨人」が Xbox One に登場! 戦いは人食いの巨人とエレンとその仲間との間に加わる。アニメの中にいて、ストーリーの流れをコントロールするという錯覚を体験してください。アニメのストーリーは、オリジナルの紆余曲折があり、あなたの体験です!( Xbox.com より適当翻訳)
超簡単なシステム解説
プロローグ、第1章、第2章、第3章、エピローグの全25エピソードに加え、第2章の途中から Survey Mission(全66)、第3章をクリアするとリクエスト(27名分)を受注することができるようになります。
原作には詳しくありませんが、コミックでいうところの12巻あたりまでが本ゲームで描かれています。
セーブはチェックポイント通過方式のオートセーブ。ミッションのボスが出したとき/ミッションをクリアしたときにオートセーブが入ります。
ミッションはクリア時に評価され、上から S・A・B・C・D の順にランク付けされます。巨人の制圧数、サイドミッションのクリア数、クリア時間で評価されます。
各エピソードによって操作するキャラが強制的に変わります。ゲームをクリアするとエレン、ミカサ、アルミン、ジャン、ライナー、ベルトルト、サシャ、リヴァイ、クリスタ、ハンジ、エルヴィンの11名がアンロックされ、自由に使うことができるようになります。
装備品はブレード/鞘・ガス容器/立体機動装置の3カテゴリに分かれています。ミッションをクリアする際に手に入る資材と資金を集めて新しい装備品、いま装備しているものをレベルアップすることができます。
ゲーム中に出てくる巨人は100種類を超えますが、大きく分けて、小型( 4m 級)/中型( 7m 級)/大型( 15m 級)となります。
巨人は5つのパーツに分かれています。うなじ/右腕・左腕/右脚・左脚です。それぞれのパーツを攻撃していくと切断することができ、まるでボンレンスハムを切ったような感じになり、ゴアはそれほど厳しくありません。
1周クリアすると True Attack Mode がアンロックされます(装備品やキャラクターのレベルだけ引き継ぐ高難易度の New Game + )。
プレイした感想
管理人のプレイ日記はこちら
結局、国内版は発売になりませんでしたので北米版を購入。PS ばっかり国内版発売(しかもローカライズされてます)とかズルいよね。
自動でインストールが始まらなかったりして、今思えば、プレイする前からアクシデント続きだったような気がします。プレイ日記では散々書きましたが、本当に疲れるゲームでした。
語弊のないように書いておきますと、ゲームプレイ自体はとても素晴らしいものでした。特に立体機動装置で滑空したり、テンポよく巨人を制圧することができたときは脳汁でまくりです。
箱1版はローカライズされず、ゲーム内の表記はすべて英語ですが、ほぼ日本語音声付き(豪華声優陣)ということもあり、プレイするにはまったく支障ありませんでした。
グラフィックはクッキリハッキリでしたし、サウンドも臨場感あるものばかりで素晴らしかったです。
後述しますが、本ゲームでダメだったのは一部の実績です。思い出すだけでも嫌になりますゲーム自体は決してクソゲーではありません。
【 ポジティブ 】
- グラフィック/サウンド
箱1Xの効果かもしれませんがクッキリハッキリのグラフィックでした。各キャラクターの動作も細かな部分まで作られてて、巨人の動きもしっかり再現できていたと思います。サウンドもその場その場に合った臨場感あふれるものが多く、よかったです。
- バッサリ感
巨人の腕や脚をバッサリ斬った感がちゃんと伝わってきます。また、巨人を制圧したときのエフェクトが派手で「倒した!」とハッキリわかるのもイイ感じ。
- 日本語音声あり
ローカライズよりもよかったかも。セリフを聞いているだけで内容も理解できますし、テキストだとプレイ中に読まなくてはいけないので音声の方で正解。アニメと同じ声優さんなので感情がこもっていたのもよかったです。
【 ネガティブ 】
- 長い・しつこい
- ロックオンが機能しない
終盤になると、5,6体の巨人が一箇所に集まっていることも多くあります。操作キャラクターの一番近くにいる巨人にロックオンするようになっていますが、同じような場所に巨人が集まっているとロックオンが機能しなくなり、プレイヤーが標的としている巨人に全然照準が合わないこともしばしば。
実績コンプした感想
本作の実績はこちら。
項目数43、スコア1,000G。
全てオフラインで解除できます。
管理人は実績コンプまで140時間53分時間かかりました( TA 調べ)。
8割方は意識せずともプレイしていれば解除できる実績ですが、残り2割は開発会社から「長く遊んでね♪」という勝手な想いを強要・強制されるクソ実績ばかりです。
特に実績コンプの前に立ちふさがるのが「ギャラリーを 100% にした」という実績。そして、ギャラリーを 100% にするのを邪魔するのが「全装備品を揃える」という項目。この項目とこの実績さえなければ嫌々プレイする必要はなかったのにと残念な気持ちになります。
全装備品を揃えるには一応の順番(条件)があって、
- 高難易度の True Attack Mode を全クリアすること
- True Attack Mode の Survey Mission とリクエストをほぼすべてクリアすること
- レア素材を集めるためにミッションを何度も何度も何度も繰り返すこと
となっています。
テキストで書くとこんなものですが、やってみればこの苦行がどれほどか分かります。まあ、プレイ日記の終盤では延々と文句を書いてましたから、興味がある方はそっちを読んでください。もう書くのも疲れました。
総評
実績コンプを狙ってのプレイは絶対にオススメしません!
- ゲームプレイ: 8/10
- 実績コンプ難易度: 8/10(テクニックや運が必要という意味でのスコアではなく、とにかく面倒くさい意味でこのスコア)
本ゲームを開発した会社には病的な完璧主義者と自己顕示欲が強い人間が多く在籍しているようです。そうでもなかったらこんな実績を用意しないでしょう。
長く遊んで欲しいという気持ちは分かりますが、それを実績に反映させ、強要・強制するからダメになるわけで、本ゲームの評価が下がる要因にもなります。
ここまでやらされて(実績コンプしたのは自分ですけど)続編をプレイしたいか? と言われたら、現状は絶対に NO! です。
ですので、実績コンプを狙ってのプレイは絶対にオススメしません。もしプレイしたいなら8割方解除して次のゲームに移った方が精神衛生上よいでしょう。
立体機動装置の動きや巨人をバッタバッタと制圧するのが楽しいゲームなだけに、クソ実績を準備してしまったことは残念でしょうがないです。
版権ゲーなんですから、実績はもっと気楽でいいんです。
実績厨は手を出さない方が無難です。マジで注意!
それでも進撃の巨人ファンの方やド M の方はご自由にどうぞ。