ゲームデータ
発売日: 2009/02/26
開発元: 株式会社アクワイア
発売元: Spike Co.,Ltd. / Gamebridge Ltd.
ジャンル: アクション&アドベンチャー
インストール容量: 1.92GB
GoD: 2,940円
公式サイト: http://goo.gl/OtxJo6
攻略サイト: 侍道録 / 侍道3 Plus 攻略 Wiki / 「空」日記 侍道3
超簡単なゲーム概要
時は戦国。自らがどのように生きるのかを選択し、乱世における侍の生き様をプレイヤー自身が体感していくアクション・アドベンチャー。主人公の性格や行動、強さなどは全てプレイヤーに委ねられます。物語の舞台となる“祇州天奈(ぎしゅうあまな)”の地には、3つの勢力が存在します。この地を治める大名家、旧家の復興を目指す野武士、そしてか弱き農民達・・・。彼らにどう関わるかは、全てプレイヤー次第。あらゆるシーンで抜刀や土下座ができる“いきなり沙汰システム”を搭載し、物語は複雑に変化していきます。イベントムービーシーンであってもゲームに介入することが可能です。パーツを収集してのオリジナル武器の作成や伴侶を持つことができる”黙俺システム”の搭載など、シリーズ最高のやり込み要素とエンディング数で、戦乱の世における侍の生き方を無数に味わうことができます。XboxLiveで配信されるダウンロードコンテンツで、さらに楽しみが広がります。(Xbox.com より)
PS 時代より続く侍道シリーズのナンバリングタイトル。
3 ということで3作目かと思いきや4作目っぽい。(これに関しては不詳)
マルチエンディング、刀・衣装の収集、刀の鍛錬などやりこみ要素がある。
プレイした感想 ⇒ プレイ日記はこちら。
シリーズ初プレイ。
右も左も分からぬままプレイ開始。
最初は何をしたらいいのかも分からず、とりあえず全21種類あるエンディングを回収しようと試みる。しかし、ステータスが貧弱なままだったのでラストまで辿り着けず失敗。
その後、様々な方からアドバイスをいただき、まずは主人公を強化してから臨むことに。
結果的に言えば、主人公の強化をしてもやることが多すぎてエンディング回収をしてみたり、刀を集めてみたり、他実績を解除してみたりと計画通りには進みませんでした。まぁ、その中で刀が成長したり、操作やゲームシステムを理解できたので良しとします(笑)
実績コンプには大きく分けて、エンディング回収、刀集め(技を覚える)の2つのメイン項目があり、個人的に一番時間を要したのがエンディング回収でした。
攻略サイトは数多くあり、それはそれは助けられました。
ですが正解のルートというか無駄なく動いてイベントを回収する手順が記載されているサイトが少なく、また1つのエンディングを迎えるにも複数のルートが存在するようで、たくさんの情報が合わさってしまい、結局目指したエンディングが回収できなかったことも度々ありました。
※攻略サイトにケチをつけているわけではありません。本当に助けられましたので。
また、自分自身の勘が悪いのか攻略サイトの記載通りにプレイしているのに別エンディングを迎える(笑)ということが何度もあり、この辺りはあまりのセンスのなさにガッカリしているところです。
刀の数も102本と膨大。
これも収集する際、目標とする刀を絞り込めずにフラフラしてました。
また、刀のドロップ条件が難易度別、キャラクター別などに分かれていたことから余計に戸惑いました。それでも刀が集まってくるともう少しでコンプできるという気持ちが高まって、1つ1つタスクを消化できるようになっていきます。
エンディングも刀もコンプするには物語を最初から何度となく繰り返すわけですが、ゲーム開始からクリアまで早いものだと15分程度で終われることが飽きない要因だったのかもしれません。
【 良かった点 】
- 世界観およびサウンド
架空の地・祇州天奈。
各エリア、人物、風景などしっかり作り込まれており、その世界観は素晴らしい。グラフィックは残念ながら・・・という感じですが、世界観を盛り上げているのがサウンドであり、和の雰囲気を徹底しているのは高評価。
- ロードが短い
さすがにシームレスで移動できませんが、各エリアをまたぐ際のロードが短いのでストレスフリー。
- バックボタンでスキップできる
地味ですがバックボタンでカットシーンをスキップできることはかなり優秀。スキップできずに何度もプレイするのは拷問になってしまいますから。
【 残念だった点 】
- 初心者対策なし
シリーズ化していることもあり、無印からプレイしている人にとっては問題なくプレイできるのでしょう。しかしながら、チュートリアルもなく突然始まる会話の選択肢、天奈にいきなり放り出されご自由にどうぞと言われても困惑する。アイテム、システム、ほとんど説明なかったと思う。村の千鳥(絡まれている女性)の吹き出しで「納刀は LB でできます」と教わっただけかもしれない。まぁ、それを言ってしまうと「無印をプレイした人だって最初は同じ」ってことになりますけど・・・。
- 膨大な量
エンディング、刀、衣装などその量が非常に多く、こんなに多くしなくても良かったのでは?と多々感じる。
- いちいちリザルト画面にならなくてもいいでしょ
死亡した際、いちいちリザルト画面が表示され、セーブ画面になり、そしてタイトルに戻る。この流れはゲームをクリアしたときだけで良いと思う。難易度一撃死でやられてしまったときプチストレスになります。やられてしまったときは「ロードしますか?」でいいと思った。
総合判断
なんだかんだと遊べました
色々と文句はあり、ネガってしまう部分もありましたが、ライト過ぎるゲームなのに意外と長く遊べる出来に感動。
確かに実績コンプまでの過程は大変ですが、ストレス溜まってネガティブ発言ばかりしながらプレイする、その辺のゲームに比べたら遊べるゲームだと思います。
ただし、何度も繰り返して遊ぶスタイルなのでそれが苦手な方は避けた方がいいでしょう。
GoD は2,480円と強気というか有り得ない価格なので
じっくり腰を据えて遊べる人であれば、気づくと面白くなっていると思います。小説を読み始め、つまらない序盤を耐え、100ページほど頑張って読んだら面白い展開になるって分かっている人は多分楽しめるでしょう。
ゲームに対して個人的な点数をつけるとすると 4/10 です。
実績コンプの難しさは 6/10 です。(面倒くさいという意味を込めて)