ゲームデータ
発売日: 2014/06/24
開発元: Compulsion Games
発売元: Compulsion Games
ジャンル: プラットフォーマー
インストール容量: 1.94 GB
国内版本体での起動: 北米版起動します
公式サイト: https://compulsiongames.com/en/8/contrast
攻略サイト: Contrast(コントラスト)の攻略サイト
超簡単なゲーム概要
「家族の絆を取り戻せ!」
舞台は1920年代。母子家庭で育ったしっかり者の少女ディディは、暇さえあればたった1人の友だち・ドーンとの空想にふけっていた。ある晩、ディディを寝かしつけた母親のカットは、チャンスをつかむためキャバレーへ向かう。カットはこの数カ月、街で一番のキャバレー“ゴーストノート”で、主役の座を得るために必死で頑張ってきたのだ。そして今夜がショーの本番だった。
そんな中、カットの別れた夫・ジョニーが街へ帰ってくる。豪華なサーカスを興行して、カットとやり直すために……。ショーを是が非でも成功させたいジョニーだったが、ギャングたちとの悪しき因縁により、彼の命運は尽きようとしていた……。(プレステオフィシャルサイトより)
家庭に問題を抱えた少女ディディの空想上の友だち「ドーン」となり、影の世界に入る能力を使ってディディの冒険の手助けをしていくゲーム。
ドーンは影に入り込む能力を持っていて、現実の世界と影の世界を出たり入ったりしながら進んでいく。進行不可能に思える場所でも、投光器のような光源の位置を変えることで影ができる場所を変化させ、ドーンが移動できるようにしていく。ステージが進むと影の中でダッシュやジャンプダッシュが可能になる。
ステージは全部で3つ( Act1~Act3 )。どこかのサイトには「全29ステージ」と書いてあったけど、プレイした限りではステージをどこで区切っているのかは不明で29もあったのか確認できず。なので、管理人としてはステージを大きく分けて3つとしました。
セーブはチェックポイント通過方式のオートセーブ。ライフの概念はありませんが所々にある穴に落ちたり、高所から飛び降りると死亡します。再開は直前のセーブポイントから。デスペナルティはなし。
壁に貼ってあるポスターやメモ、机の上に置かれた手紙等の収集物あり。各 Act によって数は異なるが平均して6個~10個。
プレイした感想
管理人のプレイ日記はこちら
【 ポジティブ 】
- ロード短い
ライトなゲームですのでロード短いのがデフォでしょう。
- 世界観
1900年代のヨーロッパの街並み、光と影を主体とした独特のグラフィックなど、世界観は素晴らしかった。
- 影を利用したパズル
目新しい要素ではないものの、現実世界のモノを動かして影を作り、その影を利用して進んでいくというコンセプトは良かった。
- 大人の雰囲気
ジャズが流れ、夜の大人の雰囲気がよく出ていた。
【 ネガティブ 】
- カーソルの移動が早すぎる
タイトルやポーズメニューでカーソルを上下に動かす際、その動きが早すぎて選びたい項目をうまく選べないことが多かった。
- ワンパターン
良く言えばストイックに光と影のパズルにこだわっているけど、悪く言えば同じことの繰り返し。つまり飽きるのが早い。光と影だけなのでやることが限られてしまう。
- ジャンプしてから影になるのが大変
ジャンプ中に影になる場面がいくつかあります。が、それが非常にやりにくい(成功しにくい)。こういうときの場面って下は奈落になっていることが多く、何度も死んじゃうのでイライラしてきます。タイミングが大事なのは分かりますがシビア過ぎる。
実績コンプした感想
項目数22、スコア1,000G。
全てオフラインで解除できます。
管理人は9時間10分で実績コンプ。相変わらずのんびりプレイなので早い人であれば4,5時間でコンプできるのではないでしょうか。
実績は大きく分けて「ストーリー系」「収集物系」「狙ってプレイ系」となります。ほとんどの実績はプレイしていれば自然と解除できるものばかり。
ですが、注意したいのが「狙ってプレイ系」の実績。数にしたら3,4個なんですが、解除するためにわざわざそこへ向かったりする必要があります。とは言え、実績解除せずにクリアしてしまってもチャプターセレクトで何度でもやり直せるので問題ないでしょう。
ゲーム中に2種類の収集物がありますが、実績解除するための収集物はポスターとか手紙とかの類だけです。
総評
オススメしません(値下がりや無料ならプレイ可)
ゲームの面白さ: 2/10
実績コンプ難易度: 2/10
プレイ日記でも書きましたが、とにかく没入感が低くて「とりあえず実績コンプしました」という感じのゲーム。
光と影を利用して道を切り開くというコンセプトは良かったと思いますが、いかんせんそれしかないものだから早い段階で飽きる。
おまけに Xbox 版はローカライズされていないのでストーリーもよく分からず、娘(ディディ)にも感情移入できず、まるでパペットのような主人公ドーンにも愛着が湧かず。そして、大人の雰囲気は良かったけれど逆に怪しさが強く出てしまっていて、まるで「アリス:マッドネス リターンズ」をプレイしていたような理解しにくい&疲弊感。
Act 3 で終わりなので良かったけれど、これ以上長かったらプレイしていて辛いだけ。
正直、面白い! と一度も感じずに淡々とプレイしてクリアしたゲーム。興味あったから購入したんですが、いざプレイを開始したら……うーん、っていうゲームでした。
管理人はセール時に購入できたので500円くらいで買えましたが、正規の値段で買わず、半額になったときや今後 Game with Gold で無料になったときに手に入れればよいと思います。
久々にプレイするのが辛いゲームを引いてしまいました(汗)。