2019年6月8日土曜日

KONA まとめ





ゲームデータ


発売日: 2017/03/17
開発元: Parabole
発売元: Ravenscourt
ジャンル: アドベンチャー
インストール容量: 3.81 GB
公式サイト: 公式サイトへ
攻略サイト: KONA (コナ) 攻略




超簡単なゲーム概要


「依頼人を殺した犯人を探せ!」


カナダ北部、1970年。奇妙な吹雪がアタミペック湖を荒廃させた。不気味な村を探検し、超現実的な出来事を調査し、そして生き残るために諸要素を戦うために探偵の靴に足を踏み入れてください。一連の4つのゲームの最初の割賦である、コナはあなたがすぐに忘れないであろう肌寒いインタラクティブな物語です。( Xbox.com より機械翻訳)




超簡単なシステム解説


1970年10月、カナダのケベックにあるアタミペックという村が舞台のアドベンチャー。



主人公カールは私立探偵。依頼人のハミルトンのところへ向かう途中、交通事故に見舞われる。気づくと外は極寒の冬。依頼人のところへたどり着くと彼は殺害されており、村は神隠しになったかのように誰もいない。自然現象とは考えにくい荒天の雪、殺害された依頼人、いなくなった村人。カールは孤軍奮闘して情報を集め、真実と犯人を探していく……そんな感じのストーリー。








ゲームの進め方は大まかに言えばこんな感じ。

  • マップに表示されている家に行って手紙などを回収
  • 氷漬けになった人間の「ビジョン」を見て記憶を回想する
  • 得られた情報から推理していく (推理するシーンはない)


***



一人称視点で描かれるアドベンチャーゲーム。ローカライズなし。アタミペック湖を中心とした村を探索して、依頼人を殺害した犯人を導き出すゲームです。



突然に真冬となった村を移動しながら、誰もいなくなった家に侵入して情報やアイテムを漁り、時には氷漬けになった人物の「ビジョン」を回想することで真実の記憶をたどります。



極寒の中、低体温による死亡という恐怖に耐え、やんわりと邪魔してくるオオカミの襲撃を蹴散らして進みます。ミッション目標がないため、どこに向かえばよいかの提示もなく、自由に探索できることを楽しいと思うか、指示されずに放り出されたと捉えるかはプレイヤー次第かと。



マップにはあらかじめ村民の家が表示してあり、それらを出入りしながらアイテムを漁り、情報を得て犯人と真実に近づいていきます。



移動は徒歩か車、スノーモービル (スノーモービルは修理すると乗れるようになる)。操作性はあまり良くないです。



個人的には「 Fire Watch 」と「レッドシーズプロファイル」を7:3の割合で足し、それを2で割ってさらに劣化させたようなゲームに感じました。わかりにくくてごめんなさい(^_^;)



ローカライズがないことで何が起こっているのかが理解できなかったことが没入できなかった一番の原因かもしれない。



プレイした感想 (主にストーリー日記)は、管理人の プレイ日記 を御覧ください。




【 ポジティブ 】

  • 雪の描写にこだわりを感じる

雪国在住の管理人はこのように感じました。特に吹雪の描写はかなり細かく再現されていて、開発が大変だったのではないかと思います。



  • 70年代の雰囲気

1970年がそこにあります。当時の資料があったのかは不明ですが、違和感は感じませんでした。




【 ネガティブ 】

  • ノーヒント

虱潰しにマップを移動すればいいだけではありますが、依頼者の殺害現場を見たところからは「お好きにどうぞ」って感じで、何をどうすればいいのかが分からず困惑した。



  • 途中で入る微妙なロード

ほぼシームレスでプレイできるのは良いことなのですが、その分、近くに来ると画面が止まって読み込みを行うのでテンポが悪くなります。そんなに時間がかからないからいいけど、それでも気になります。



  • ローカライズ

こういうゲームってストーリーを理解できてナンボってところがあると思う。採算とれないのはわかっているけどさ。




実績コンプした感想


項目数35、スコア1,000G。
すべてオフラインで解除できます。
管理人は18時間57分かかりました( TA 調べ)。


本作の実績はこちら(攻略研究所へ)








実績は「ストーリークリア系」「縛りプレイ系」「収集物系」「狙って解除する系」に大別されます。



縛りプレイが苦にならないようなら1周で実績コンプできます。管理人は1周でコンプしました。ただ、そのためには「車に乗らない」「タバコ吸わない」「発砲しない」「飲み物を飲まない」という縛りプレイが必要で、特に「車に乗らない」と移動に時間がかかるし面倒に感じるかもしれません。



収集物は種類と数が多いですし、種類によっては特定のアイテムがないと回収できないものもあり、さらにマップをほぼ探索しなくてはいけないため割と面倒です。



「狙って解除する系」はそのまんまですね。気づかずにクリアしてしまうことがある実績です。ですので、実績とその解除条件を事前に知っておく必要があります。



実績コンプの難易度は低いと思いますが、総じて面倒くさいというのが率直な感想です。




総評


雰囲気ゲーです。実績は面倒だけど簡単!



  • ゲームプレイ: 3/10
  • 実績コンプ難易度: 2/10



突如真冬になったミステリアスな村を探索するゲーム。雰囲気はとても良くできています。ただ、実際のゲームプレイはというと個人的にはあまり合わなかったように思います。



ローカライズされておらず、その内容がほぼ理解できなまま進めるゲームということが要因のひとつですが、ミッション目標が提示されず割と広いアタミペックの村に放り出されるのでストレスを感じます。



極寒の外を移動することで低体温のステータスが実装されており、探索よりも移動中に低体温で死なないかどうかが気になってしまうプレイでした。もちろん、マップ中には到るところ (は書きすぎか?)に焚き火があり、そこで火を起こせば体温が回復するシステムではあります。ですが、インベントリには重量制限という概念もあり、薪が重くて持ち運べず、焚き火の周辺にも薪はないことが多く、困ったプレイでした。この辺は詰めが甘いと思います。



ストーリー的には未確認生物みたいな存在が出てきてしまい、少々飛躍してしまった感は否めませんが、もともとローカライズされていない (内容を理解できていない)こともあって、まぁこんなものかと落ち着いています。



実績は上述しましたが「実績コンプは簡単だったけど、割と面倒くさい」が率直な感想です。こういうゲームはストーリー実績だけにしておいた方が無難な気がします。



真面目に作られていますが没入感は浅く、肝心のストーリーがよく理解できなかったのが残念です。雪と怪しい雰囲気の村がとてもリアルに表現されていただけにね(^_^;)



詳しくは知りませんが4部作の1作目だそうで。まだ2作目もリリースされていないと思いますが、個人的には残り3作は様子見ですね。