2018年11月17日土曜日

Shadow Tactics: Blades of the Shogun まとめ





ゲームデータ


発売日: 2017/08/01
開発元: Mimimi Productions
発売元: Daedalic Entertainment
ジャンル: ステルス,ストラテジー
インストール容量: 7.63 GB
国内版本体での起動: 北米版起動します
公式サイト: http://shadow-tactics.com/
攻略サイト: Shadow Tactics: Blades of the Shogun(シャドウタクティクス: ブレードオブザショウグン) 攻略箱〇が好きじゃけぇの(レベル9まで攻略あり)




超簡単なゲーム概要


「将軍の座を脅かすカゲサマを倒せ!」


1615年、日本。新たな将軍が日本に君臨し、泰平の世を築く。 謀略と反乱に対抗する戦いの中で、彼は暗殺、工作、そして情報収集に長けた5人の専門家を雇う。だが世の安寧の名に下に、彼らは果たしてどこまで犠牲にするつもりなのだろうか。( Xbox.com より)




超簡単なシステム解説


それぞれ特徴のある5人 + 1匹を操作して、13あるレベルをクリアしていくストラテジー。RTS の要素はもちろんあるが、パズル要素も強いゲーム。



忍者のハヤト、侍のムゲン、忍者見習いのユキ、銃使いのタクマ、くノ一のアイコ、タクマのペットであるクマが操作キャラ。それぞれにステルスが得意、剣術が得意、罠を仕掛けられる、狙撃銃や爆弾を扱える、変装が得意などの特徴を活かしながら、任務を遂行する。



ステージはレベル表記。上述したとおり13のレベルがあり、クリアすると次のレベルがアンロックされる仕組み。レベルには難易度(イージー/ノーマル/ハード)があり、開始前に任意の難易度を選ぶことができる。ただし、開始してしまうと途中で難易度を変更することはできない。また、イージーにすると後述する「バッジ」が獲得できなくなる。







各レベルには9項目の条件が設定してあり、その条件をクリアすることで「バッジ」を獲得することができる。9項目のうち、2項目は「難易度ハードでクリアする」「〇〇分以内に完了する」が必ず入っている。他、7項目については様々あるが、不殺プレイ、特定のキャラを使わないプレイなど、割と縛り系が多かった印象。



敵は認知コーンと呼ばれるセンサーを表示していて、それに触れると見つかり増援を呼ばれてしまうため、認知コーンに触れないよう移動していくことが攻略の前提条件となる。また敵は巡回している者だけでなく立ち止まったままの者もいるため、このような場合はユキという忍者見習いのスキル「笛」を使って誘導し、他の敵が視認できないところで暗殺する、といったプレイもできる。



本作独特のシステムに「シャドウモード」がある。これは事前に各キャラの行動を設定しておき、ボタンひとつで同時に行動させるというもの。例えば、2人組の敵を笛で誘導したあと、一人は屋根から、一人は建物の陰から飛び出して同時に暗殺する、といったことが可能になる。最初はとっつきにくいシステムに感じるが、レベルが進むごとにシャドウモードを使わないと進めない場面も多くなるため、確実に操作できるようにしておきたい。



プレイした感想は、管理人の プレイ日記 を御覧ください。




【 ポジティブ 】

  • 世界観

おそらく江戸時代の始まりあたりを意識していると思われるが、ゲーム内の雰囲気、レベル構成など、和風にこだわった世界観が抜群。グラフィックやサウンドもとことん和風を追及しており、海外のディベロッパーが作ったことに驚く。



  • 特徴のあるキャラクター

5人と1匹のスキルが被ることなく、各レベルできちんと仕事を果たしているのがすごい。一人のキャラだけで進めるようなレベルデザインではなく、ちゃんと各キャラクターを使うことで道が開けるようになっており、レベルデザインも相当に練られていると思われる。



  • ローカライズ

漢字フォントが少し変だが、きちんとローカライズされていて快適なゲームプレイだった。




【 ネガティブ 】

  • ロード長い

最初にレベルを読み込む際のロードが微妙に長い。一度読み込んでしまえばリトライ時のロードは早い。



  • 日本語音声

ゲームを起動するごとに音声が英語に戻るバグがある。日本語音声に設定してもゲームを再起動すると英語に戻る。毎回、起動後に日本語音声に直すのが面倒くさい。



  • カメラ

右スティックでカメラの回転、上下左右の移動、ズームイン/ズームアウトを行うが、プレイヤーがイメージする動きをしないときがありイライラする。操作キャラが自動で中央に戻らない仕様。




実績コンプした感想


項目数42、スコア1,000G。
全てオフラインで解除できます。
管理人は実績コンプまで45日と14分かかりました( TA 調べ)。
実際のプレイ時間は5,60時間ってところでしょうか。








"解除するのにテクニックが必要" という実績はありませんが、実績コンプするにはある程度のまとまった時間が必要です。



半分以上の実績が「解除を忘れてクリアしてしまう系」ですので、このレベルはこの実績が解除できると事前に情報を得ておくと二度手間にならずに済むでしょう。



中には排他要素の実績があるため、実績解除後にデータをロードして別の実績を解除する、といったシーンもあります。




総評


難しいけど試行錯誤が苦じゃない人にはオススメ!



  • ゲームプレイ: 6/10
  • 実績コンプ難易度: 4/10
  • (コンプ難易度は高くないが、ゲームをクリアするのが難しい)



久々に腰を据えてじっくりプレイしました。終盤は実績の解除を忘れるほど。



プレイヤーの数に比例するほど攻略方法は多種多様であり、またひとつの解法を見出すまでの試行錯誤が癖になるゲームです。



バッジの獲得を考えると縛りプレイと時間に追われるプレイになり、じっくり攻略したい人には向きませんが、不思議とじっくりプレイした後には「どのくらい早く、効率的にクリアできるか」という課題に挑戦したくなるゲームでもあります。



ストーリーは意外としっかりしていますし、それぞれのキャラクターもスキルが解りやすく、使い分けもちゃんとしているので、それぞれのスキルを連動させて攻略できたときの喜びはすさまじいです。



日本語ローカライズもあり、ストーリーも最後まで理解できます。



全体的に難易度は高めですが、失敗しながらも少しずつ上手になることが楽しめる方にはきっと相性がよいはずです。



管理人的にはオススメです。