2019年5月13日月曜日

Prey まとめ





ゲームデータ


発売日: 2017/05/05
開発元: Arkane Studios
発売元: Bethesda Softworks
ジャンル: FPS
インストール容量: 37.77 GB / DLC 15.30 GB
公式サイト: 公式サイトへ
攻略サイト: Prey (プレイ) 攻略




超簡単なゲーム概要


「タロス I を破壊せよ!」


ある実験の被験者となった主人公「モーガン・ユウ」。しかし、実験は思わぬ方向に転じ、宇宙ステーション「タロスI」が突如謎の地球外生命体に襲われてしまう。想像を超えた能力と比類なき武器の数々、そして“ひらめき”を駆使し、全人類の運命を切り開け。 ( Xbox.com より)




超簡単なシステム解説


タロス I という巨大な宇宙ステーションが舞台の FPS 。ジャンルは FPS ですが、バリバリ銃撃するようなゲームではなく、どちらかと言えば『一人称視点のアクションアドベンチャー』に近い感覚です。



主人公はモーガン・ユウ。兄のアレックス・ユウとともにティフォン (地球外生命体)の能力を取り込む実験をしていましたが、その危険性に気づいてタロス I ごと消滅させる計画を進めます。



ところが、兄アレックスはそれをよく思っておらず、起爆キーを壊したりと邪魔をします。



タロス I を破壊するという自分の使命、ティフォン研究は人類に貢献するという思いのはざまで葛藤しながら進めていく、そんなゲーム。








【 本編について 】


非常に長くなってしまうので箇条書きにて失礼します。思いついたままに書きます。


  • タロス I の施設 (ときには宇宙外)を行ったり来たりする
  • マルチエンディング方式
  • セーブはオートセーブと手動セーブ
  • 使わないアイテムはリサイクラーという装置でクラフト素材に変換できる
  • クラフト素材を使って分子成形機という装置で武器やアイテムを作り出すことができる
  • ニューロモッドというアイテムでスキルをインストールできる
  • スキルは人間の能力を飛躍的に上げるもの、ティフォンの超能力的な能力を上げるものに分かれる
  • 武器はアップグレードが可能 (最大までアップグレードするにはスキルのインストールが必要)
  • PC やドアをハッキングすることができる (スキル必要)
  • メインミッションの他にサイドミッションがあり、めちゃくちゃ多い
  • ティフォンは蜘蛛型、人型、クリーチャー型に分けられる
  • ティフォンは固有の武器に弱い/耐性がある
  • タロス I の乗員 (ほぼ死体)の数がめちゃくちゃ多い
  • タロス I の作り込みがすごい ( Alien Isolation よりすごい)



【 DLC:Mooncrash について 】


  • ピュテアス月面基地を舞台に過去にあった光景をシミュレーションを通してプレイする
  • プレイするごとに敵やアイテムの配置、ドアの状況 (開閉・故障)、災害状況などが変わる、プチローグライク風のシステム
  • 最終目標は5人の乗員を一度に脱出させること



なお、プレイした感想 (主にストーリー日記)は、管理人の プレイ日記 を御覧ください。




【 ポジティブ 】

  • グラフィック

エンハンスドということもあるけど、とにかくグラフィックがキレイ。そして、タロス I の作り込みがすごい。



  • 自由度が高い

オープンワールドとか、そういう自由はありませんが、急かされるようにストーリーを追っていくわけではなく、ストーリーそっちのけでサイドミッションのクリアに没頭したりできます。



また、攻略の仕方も幅があり、エリア内をよく観察すればドアから正面突破することもできたり、ダクトからステルスで進むこともできたりと、複数のルートが準備されているのがよかったです。



  • 緊張感のある戦い

FPS ではありますが、銃を撃ちまくるゲームではないことは確か。しかしながら、ティフォンの音や姿が見えるだけで身が引き締まりますし、緊張感のある戦いになることは間違いありません。



【 ネガティブ 】

  • ロード長い

とにかくこれ。エリア間の移動がシームレスではなく、必ずロードを挟むのですが、とにかく長い。ゲーム終盤になるとエリアを駆け抜けるだけのプレイが多くなり、必然的にロードが増えるので体感時間が遅くなります。



  • 死体が多すぎる

200体を超える死体がタロス I にはあり、それらをすべて確認する実績があるため大変。



  • マップを一発で呼び出せない

マップを呼び出す専用のボタンがほしかったです。




実績コンプした感想


項目数58、スコア1,195G。
すべてオフラインで解除できます。
管理人は175時間14分かかりました( TA 調べ)。


本作の実績はこちら(攻略研究所へ)








実績は「収集物系」「スキル系」「ストーリー系」に分かれます。それから、本編の実績コンプを狙う場合、要2周 + αです。



乗員の死体、PC のメール、音声ログ、本、飲食物といった幅広いジャンルの収集物があり、その数も膨大なため骨が折れました。



スキルを使って条件を満たす実績も結構あり、ほとんどがティフォンのスキルなのですが、「ティフォンのスキルをインストールせずにクリアする」の実績があるため1周ですべては解除できません。



生存している乗員を殺害してしまうと、その後に解除できなくなる実績がいくつかあるので注意。



難易度しばりの実績がないため、難易度イージーでプレイできるものの、計画的に解除していかないと何周もする羽目になります。




総評


じっくり腰をすえてプレイできる人にはおすすめです!



  • ゲームプレイ: 7/10
  • 実績コンプ難易度: 5/10 ( DLC 含む)



ゲーム開始からクリアまで2ヶ月かかりました。久々に腰をすえて集中して取り組めた作品です。



システム自体が親切設計なのでストレスなくプレイすることができます。合う合わないがありますが、管理人には合うゲームでした。



ストーリーはもう少しって感じですが、スキルのインストール、武器のアップグレード、サイドミッションなど、やりこみ要素もあるため飽きずに進められると思います。



グラフィックもキレイですし、タロス I の作り込みがすごいので、その辺を探索しているのも楽しいです。



実績は解除計画を誤ると何周もするはめになりますし、モチベーションが削がれる原因にもなりますので、確実に解除していきたいところ。



ただ、実績を解除する上で高難易度のものやスキルが必要とされるものはありません。時間制限のある実績はありましたが、かなり余裕がありますので大丈夫です。



それよりも注意すべきは、上述しましたが「生存者を殺害してしまうと解除されない実績がある」ということですね。



総じて、しっかりとしたゲームです。ローカライズも完璧です。未プレイの方がいらっしゃいましたら、プレイしてみてはいかがでしょうか。