2018年2月14日水曜日

Adam's Venture: Origins まとめ





ゲームデータ


発売日: 2016/04/01
開発元: Vertigo Games
発売元: SOEDESCO
ジャンル: 古代の遺跡探索 ADV
インストール容量: 4.8 GB
国内版本体での起動: 今回は PAL 版
公式サイト: プレステの紹介ページ(公式サイトがないので……)
攻略サイト: Adam's Venture: Origins 攻略




超簡単なゲーム概要


「エデンを守れ!」


Adam's Venture:Originsで大胆な冒険を始めよう。1920年代の古代遺跡を探索し、不思議な遺物を回収します。あなたの信頼できるイブリンと一緒に悪の企業「クレルヴォーカンパニー」をぶっ潰せ!( Xbox.com より適当翻訳)




プレイした感想


管理人のプレイ日記はこちら



主人公アダム・ベンチャーを操作するアクションアドベンチャーゲーム。パズルを解くことで先に進むゲームとなっています。



エピソードは全21。ラストのエピソードはエピローグみたいなものなので、実質20エピソードで構成されています。エピソードをクリアすることで次のエピソードがアンロックされるシステム。



セーブはチェックポイント通過方式のオートセブのみ。死亡したり、チェックポイントをロードしたときは直近のセーブポイントから再開されます。








本作のメインとなるパズルは簡単なものから数十分悩む(個人差あり)ものまで様々な種類があります。数字を合わせたり、絵を合わせたり、文章から人物を特定したり。ヒントは無しがデフォルトで、パッと見でどんなパズルなのかを理解しないといけないものもあります。



進行は基本一本道ですが、序盤で入手する「フックショット」という鉤爪ワイヤーを使いながら、離れたところのスイッチを ON にしたり、跳ね橋を引き倒したり、頭上のリングにフックを引っ掛けて連続スウイングしたりして進む場面もあります。



***



Adam's Venture はシリーズ物で、それを再編集・再構成したものが本作 Origins だそうです。



昨今のクイズ番組のお陰でヒントがなくても解けるパズルが多かったのはよかったかなと思います。中にはヒントなし、パズル自体の意味も不明なものがありましたが、適当にボタンを押したりしている内に運でクリアする、なんてこともあり。



ただ、総体的にパズル難易度は低く、各エピソードも短いのでサクサク進みました。



中盤くらいまではストーリーがかなり大雑把な感じでしたが、終盤はしっかりとしていたのでよかったですね。



また、終盤はパズル一辺倒ではなくステルス要素(正直、出来はよくないけど)あり、ラストシーンはまるで映画のような疾走感あるマインカート(トロッコ)シーンありと、個人的には「終わりよければすべてよし」的な感じで収まったかなという印象です。




【 ポジティブ 】

  • ローカライズ

まさかの日本語収録! 全編英語だと思っていたので嬉しい誤算でした。



  • グラフィック

箱1Xの力なのかは不明ですが、キレイなグラフィックでした。



  • サウンド

基本空気でしたが、大事な場面では映画のような臨場感溢れたサウンドでした。



  • ロード短い

ロードが短いのでストレスは低いです。



  • パズルの種類

パズルの種類が豊富。同じエピソードの中で同じパズルを何回か解く場面はありましたが、基本的に「またこれ?」みたいな辟易するというか、食傷気味というか、そういうパズルはありませんでした。




【 ネガティブ 】

  • パズル中にポーズすると

パズル中にポーズして再び戻ると押したボタンがパズルに反映されてしまう。A を押してパズル画面に戻るとパズルが進んでしまうし、B を押すとパズルから離脱してしまう。慣れればどうってことないですが、でも最後まで気を使いました。



  • エブリン? イブリン?

主人公と一緒に行動する女性「イブリン」。会話の中で頻繁に「エブリン」として登場する。ローカライズの問題かもしれないけど、統一して欲しかった。



  • ローカライズ

ポジティブの欄では好意的に述べましたが、ここではネガティブな意見を。







ローカライズされて日本語になったのは素晴らしいことなんですが、パズルの中の文章もローカライズしたために文字数が増えてしまって判読不可能になってしまった点。上画像の一番下の文章は文字数が多すぎて潰れてしまい、判読不可能……。ここは無理しないで英語表記でよかったのかなと。




実績コンプした感想


本作の実績はこちら



項目数15、スコア1,000G。
全てオフラインで解除できます。
管理人は実績コンプまで約15時間かかりました。



実績はストーリー系/その他に大別されます。約8割の実績がストーリー実績なので、エピソードをクリアするだけで解除されていきますが、以下2つの実績は狙って解除する必要があります。


  • ねぼすけ
  • 小さな世界一周旅行


「ねぼすけ」はゲーム開始すぐに寝ているアダムを起こさないようにコントローラーに触らないようにしていればオーケー。



「小さな世界一周旅行」はゲーム中に出てくる地球儀を全3個回せば解除されます。



総じて、実績コンプ難易度は低いです。ただ、プレイ日記にも書きましたが、ストーリー実績を解除するにはエピソードをクリアする必要があり、そのためにはパズルをクリアしなくちゃならんということです。パズルの難易度も高くないですが、苦手な方は注意。




総評


派手さもなくライトな作りですがパズル好きにはオススメです!



  • ゲームプレイ: 6/10
  • 実績コンプ難易度: 2/10(パズルを加味して)



久々に楽しめたゲームでした。



今時のゲームとは異なり、派手な演出や凝ったシステムはありません。しかし、少し前のゲームってこんな感じだったよね……という気持ちになりながら、難しすぎないパズルを解くのがとても心地よいです。



実績も深く考える必要もなく、ある意味ただプレイするだけで解除されていきます。パズルが難しい場合は攻略研究所をご利用くだされば幸い。管理人が脳に汗をかいて解いた結晶がそこにあります。



Adam's Venture: Origins、個人的にはオススメです(*^^*)