2018年1月23日火曜日

Oxenfree まとめ





ゲームデータ


発売日: 2016/01/15
開発元: Night School Studio
発売元: Night School Studio
ジャンル: ティーンスリラー ADV
インストール容量: 2.92 GB
国内版本体での起動: 今回は北米版
公式サイト: http://nightschoolstudio.com/oxenfree/
攻略サイト: Oxenfree 攻略




超簡単なゲーム概要


「島から脱出しろ!」


明るく反抗的なティーンエイジャー、アレックスとして、舞台となる Edwards 島でのパーティーをきっかけに、友人たちとともに超常現象と島の秘密を解き明かすことになるウォーキングアドベンチャー。ゲーム内での全ての決定がストーリーや友人との関係に影響する会話システムや、ラジオで幽霊と通信して世界を操作するメカニックなどが特徴として挙げられ、ホラーと青春が見事に融合した作品になっています( Game*Spark より)




プレイした感想


管理人のプレイ日記はこちら



アレックス(女性)が主人公のティーンスリラー ADV 。



ひょんなことから巻き込まれた幽霊騒ぎをおさめ、島から脱出するために島内を歩き回りながら色々やっていくアドベンチャーゲーム。



敵と戦ったり、多彩なアクションを要求されることはない代わりに、友人らとの会話選択や行動がストーリーに影響を与えるシステムとなっています。



会話選択肢はアレックスの頭上に自動的に表示され、XYB に充てられているので直感的に選ぶことが可能です。また、選択肢は数秒で消えてしまうことから、無言のリアクションを取ることも可能となっています。



島は12くらいのエリアに分かれていて、基本的には徒歩で移動していきます(一部、ケーブルカーで移動するエリアあり)。エリアを移動するとロードが入り、その最中にセーブも行われます。本作はオートセーブですが、エリアを移動したときしかセーブされない仕様です。




【 ポジティブ 】

  • グラフィック

絵本のような独特なタッチのグラフィックです。
各キャラクターはそれほど大きく表示されませんが、モーションがしっかりしていて、走ると髪の毛が揺れたりします。意外と細かく作られています。



  • サウンド

シーンに合わせた控えめのサウンドでありながら、好印象なものでした。
また、声優陣の感情のこもった表現もよかったと思います。




【 ネガティブ 】

  • ローカライズなし

会話選択肢が必須のゲームなのにローカライズなしということで雰囲気でストーリーを理解するしかないのは残念。



  • Subtitle(字幕)設定

ゲームを起動するたびに Subtitle(字幕)がオフになっていて、いちいちオンにしなきゃいけないのが面倒。最初からオンでいいと思うのに。



  • キャラの動き

基本モッサリ。移動がすべて徒歩なので、せめて LT を押すと走るといった機能が欲しかった。また、別の道(階段等)に一歩踏み入れると一瞬スタックすることが結構あり、スムーズに移動できないこと多し。



  • ロード少し長い

各エリアを移動するとロードが入りますが、30~40秒とやや長い。



  • 画面の端にいると吹き出しが……

画面の端にいると吹き出しが隠れてしまう仕様。右端にいれば右の吹き出しは完全に確認できず、左端にいれば左の吹き出しが完全に確認できません。また、ゲーム中に画面をちらつかせたり、粗くする描写があるのですが、吹き出しに表示された文字も一緒に見難くなります。



  • 3周もいらない

次項「実績コンプした感想」でも述べますが、ほとんど代わり映えしないストーリーを3周するのは億劫なだけ。




実績コンプした感想


本作の実績はこちら



項目数13、スコア1,000G。
全てオフラインで解除できます。
管理人は実績コンプまで30時間くらいかかりました。



実績はストーリー系/収集物系に大別されます。



実績コンプするには最低3周必要です。

  • フレンドリーエンド
  • ホスティリティエンド
  • サイレントエンド


各キャラと友好的な関係を築いてクリアする周/敵意むき出しでクリアする周/選択肢に一切触れずにクリアする周、に分けてプレイすると効率がよいと思われます。



フレンドリーエンドは「肯定的」「思いやり」のある会話選択肢を選びつつ、個別にジョナスという男性と特に友好的な関係を築くようにプレイします。



ホスティリティエンドは「攻撃的」「否定」のある会話選択肢を選んでプレイしていきます。



サイレントエンドは上述しましたが、会話選択肢には一切触れず、無言を貫き通してクリアします。



各エンドの分岐条件がいまいちハッキリしませんが、結構アバウトでもよかった印象です。



ただ、やはり実績コンプに3周必要というのは感心しません。エンディングがちょっとだけ変わるだけで、あまり変化のないストーリーと会話に加え、モッサリとした動きのキャラを島中動かすことがダルいのです。2周で実績コンプに持っていけたらもう少し評価が変わったかもしれません。




総評


面白味をまったく感じないので実績厨以外はオススメしません!



  • ゲームプレイ: 2/10
  • 実績コンプ難易度: 2/10



公式サイトを覗くといくつかの高評価レビューが掲載されていますが、お国柄の違いもあるのでしょうけど、そこまで高評価には感じません。海外の人が好きそうなストーリーなんでしょうね、きっと。



ローカライズされていないから内容が解らないということもありますが、楽しめなかった要因はそれだけだけではなく、モッサリと動くキャラクターを島中動かすのが面倒でしたし、主人公にも愛着が湧かなかったし、実績解除も楽しくないしで、なんだかなあ~というゲームプレイでした。



もちろん感じ方はプレイヤー各位でそれぞれだと思いますが、少なくとも管理人は Oxenfree が刺激的で楽しく、次の展開が気になってしまうゲームには微塵も感じられなかったということです。



海外において無料で配布されたゲームなので気軽な気持ちで起動してしまいましたが、合う・合わないが濃く出るゲームだと思いますので、サブタグがある方はまずそっちで試遊してみた方がいいでしょう。それで楽しいと感じるなら本タグで実績コンプまで遊ぶといいです。



イライラ大爆発! みたいなゲームじゃないことは確かですが、ボディーブローのようにストレスが滲み出てきて、結果的に嫌気が差しながら実績コンプまでがんばる、そんなゲームです。



個人的にはまったくオススメしません。酷評っぽくなってごめんなさい。管理人の体感なのでご勘弁を。