ゲームデータ
発売日: 2016/02/16
開発元: Bloober Team
発売元: Aspyr Media
ジャンル: アドベンチャー
インストール容量: 3.23 GB( DLC は 10MB )
国内版本体での起動: 今回は国内版
公式サイト:
http://game.intergrow.jp/layersoffear/
攻略サイト: Layers of Fear(レイヤーズオブフィアー) 攻略
超簡単なゲーム概要
「 絵を完成させよ!」
真の恐怖を描いた傑作を完成させる勇気はあるか? Layers of Fear は、探索とストーリーに重点を置かれた、一人称視点のサイケデリック・ホラーゲームです。 心を病んだ画家の精神の奥深くへと入り込み、広大なヴィクトリア時代の屋敷の中、刻一刻と変化し続ける部屋と回廊を彷徨いながら狂気の根源へと近づいて行きます。画家を蝕む幻覚と恐怖を一つ一つ紐解いていき、彼が長年取り組んできた最後の傑作を完成へと導くのです。( Xbox.com より)
主人公である、心が病んだ画家を操作して絵を完成させるホラーアドベンチャー。
一人称で描かれています。屋敷の中を探索しながら、手紙や娘が描いた絵、家族の写真等を集めていきます。
心が病んでいる画家という設定なので、危なくなった精神状態を表現するシーンがいくつもあり、こういうのが苦手な方(意味不明なシーンを理解できない方)は面白くないゲームプレイになる可能性があります。
ステージはプロローグとエピローグを合わせて全8ステージ。ゲーム内ではステージのことを「ステップ」と呼んでいます。エピローグのみ、ノーマルエンディングでクリアしないとプレイできない仕様です。
本作はマルチエンディング方式。本編は3つのエンディング、DLC も3つのエンディングとなっています。ゲーム中にどのようなアイテムを回収し、どのような選択をしたかによって迎えられるエンディングが異なります。
セーブはオートセーブのみ。セーブ中のアイコンは表示されませんが、ドアを開けるごと(部屋を移動するごと)にセーブされているようです。ロードは直近のセーブデータが読み込まれます。クリア済みの各ステップをロードすることもできます(ステージセレクト機能)。
ホラーという文言がありますが、あまり怖くありません(感じ方には個人差があります)。突然、犬が飛び出してきてビクッとする/滲み出てくる雰囲気が怖い/何か出てきそう(何も出てこないけど) のような感じです。
DLC は主人公が成長した画家の娘になり、生家を探索して真の遺産を見つける内容です。上述しましたが、DLC もマルチエンディング方式です。
プレイした感想
管理人のプレイ日記はこちら
【 ポジティブ 】
- サウンド
BGM はもとより、効果音も丁寧に作られていた印象です。
- 世界観
ストイックな画家、それを献身的に支える妻と娘、徐々に心が病んでくる夫、大やけどを負う妻、家庭内不和 という設定とホラーが見事に融合していました。
【 ネガティブ 】
- ロード長い
容量は少ないのにゲーム起動してからプレイ開始になるまでの時間が総じて長いように思います。
- 意味不明な表現
これは感じ方に個人差があったり、好き嫌いの問題なのですが、管理人は全体を通して好みではありません。画家の精神状態をゲームで表現するのは簡単なことではありませんが、プレイしていて気分が重くなります。
実績コンプした感想
項目数27、スコア1,250G。
全てオフラインで解除できます。
管理人は27時間で実績コンプ。一般的には10~15時間で実績コンプが可能なようです。
実績コンプするには本編で3周、DLC で2周する必要があります。しかしながら、本編も DLC も1周するのに2時間かからずにクリアできるので、それほど苦にはならないと思います。
周回プレイで注意したいのは、どのアイテムを取り、どのような選択をすると、どのエンディングになるのかが不明瞭なことです。攻略研究所では管理人が試した行動の結果が載っていますので、参考にされてみてください。
総評
好みが分かれるゲームです(管理人的にはオススメしません)
- ゲームプレイ: 3/10
- 実績コンプ難易度: 3/10
世界観やグラフィック、サウンドは水準に達していると思います。DLC もおまけ要素ではなく、本編並みに作られています。
ただ、管理人には世界観が合わない(苦手・嫌い)というだけなので、一般的な評価はまた異なっていると思います。(他のレビューを見ていないのでなんとも言えませんが……)
有料で買っても2,000円ちょっとで DLC 入りを買うことができます。世界観が好きな方はぜひプレイしてみてください。
なお、実績コンプは容易です。