ゲームデータ
発売日: 2011/08/23
開発元: Eidos Montreal
発売元: Square Enix
ジャンル: アクション
インストール容量: パッケージ 6.9 GB / DLC 1.50 GB
公式サイト: http://www.deusex.com/
攻略サイト: DeusEx(デウスエクス)Wiki / Deus Ex: Human Revolution 攻略
超簡単なゲーム紹介
研究者を誘拐した犯人を追い、全貌を明らかにしろ!
ざっくりとしたアウトラインと感想
西暦2027年、混沌と陰謀が渦巻く抑圧された世界。元警官であり現在はセキュリティエージェントとして、デトロイトを拠点とするバイオテクノロジー企業「サリフ・インダストリー」に勤める主人公「アダム・ジェンセン」。サリフ・インダストリーが何者かの襲撃を受けた際、瀕死の重傷を負い「オーグメンテーション」と呼ばれる人体拡張技術を施される。オーグメンテーションによって図らずも一命をとりとめたアダムはサリフ・インダストリー襲撃の理由と、その黒幕を突き止めるため、この世界で孤独な戦いを始める。( Xbox.com より)
一人称視点のアクションアドベンチャー + RPG ゲーム。主人公アダム・ジェンセンを操作して、時にはステルス、時には激しい銃撃戦をこなしていく。近未来の世界(デトロイト、中国など)がサイバーな雰囲気で描かれております。2027年という設定ですが、あと12年であんな風になるのはきっと無理でしょう。ここはもっと飛躍していてもいいかな(3020年とか)と。
基本はプレイヤー各位のプレイスタイルに委ねられます。ステルス・不殺で進むもよし、最初から武器でバリバリ殺戮を繰り返すもよし。私的にはステルスがしやすいよう、ゲームがデザインされていると感じました。(例:隠し通路、通気口、床下通路、誰も使っていないハシゴなどが用意されている)しかしながら、敵対する相手の数がそれほど多くなく、ライフの自動回復も早く、隠れる場所も豊富なので FPS よろしく、特攻プレイも可能なように作られている点は感心しました。
本作の特徴の1つに「オーグメンテーション」があります。人体拡張技術と言われているもので、要は機械と人間の融合。高所から落ちても自動で減速がかかり、落下死しないように制御してくれたり、壁の向こうの人や物が見えたり、毒ガスの中でも呼吸が出来たり、3m くらいジャンプ出来たり……と、この技術を使えば人間の能力を飛躍的に上げることが出来ます。ミッションをクリアしたり、敵を倒したり(銃で殺すより気絶させた方が経験値増加)することで経験値がもらえ、この経験値が一定数溜まることでオーグメンテーションをアンロックしたり、アップグレードしたりすることが出来ます。
少し上に書きましたが、プレイスタイルによって幅広い攻略の仕方があり、この辺りは Hitman: Absolution を思い出させます。( Hitman の方が後出でしたね(汗)プレイする順番が逆ですいません。)ゴールは1つだけど、そこへ辿り着くまでに幾つものルートがあり、人によって異なる攻略方法があるのが楽しい。上に書いた「オーグメンテーション」も影響し、例えば通路に毒ガスがあれば進めませんが、毒ガス OK のオーグメンテーションがあれば余裕で進めるといった具合。
ストーリーは矛盾したところはなく、ただ、全てが判明することがなかったが残念。シリーズものらしく、管理人はこれがシリーズ初プレイなので全体の時間軸も理解できていない状態。ですので、最初から全部プレイしていたら登場人物も理解できたかもしれない。
システムについて。
セーブはオートセーブと手動セーブ。カットシーン以外、自分の好きなタイミングで手動セーブできるのは助かりますね。オートセーブも2つ用意されていて、最新のオートセーブと1つ前のオートセーブがあり、やり直したい人にはとっては保険があるのはいいことです。
難易度はストーリー重視(イージー)、アクション重視(ノーマル)、Deus Ex マスター(ハード)の3種類。難易度が上がるにつれ、主人公の防御力が低下し、敵の索敵能力が少しずつ上がります。イージーとハードをプレイしてみた感じでは防御力は大幅に下がる印象ですが、索敵能力に関しては少し目が良くなったかな、という程度。
【 DLC: THE MISSING LINK について 】
648円也。容量は1.50 GB 。
本編の終盤。主人公が輸送船に乗って、とある場所を目指すのですが3日間通信が途絶えます。その3日間に何があったのかが描かれているのが DLC の内容。本編同様、手抜きなくしっかり作られていた印象。敵やカメラの配置が若干いやらしかったかな。実績コンプを目指すなら是非プレイしてください。
その他、ゲームプレイの感想はプレイ日記をどうぞ↓
プレイ日記はこちら。
【 良かった点 】
- グラフィック / サウンド / ローカライズ
サイバーな未来が描かれた世界。近くも遠くもしっかり描かれており、非常に好感が持てます。サウンドはどちらかというと空気ですが、ふと耳に入ってくる音はその場のシーンに合わせたもので良かったです。効果音もバッチリ。ローカライズも全くおかしいところはなく。声優さんの人選も良かったと思います。
- ステルスでも FPS でも対応している
基本はステルスプレイを基に設計されていると思われますが、FPS でもちゃんと遊べるように作ってあるところがうれしい。1周目はステルスで我慢して、2周目は FPS で憂さ晴らし、というプレイヤーもいたのではないでしょうか。
- 豊富な攻略ルート
指定されたルートを進むことは強要されず、あくまでも自分の思ったように進めるようになっております。特攻かけて敵を殲滅して進むもよし、敵の目を盗んでカバー to カバーで進むもよし。ハシゴや通気口など、2周目に気づくルートもあったりして「あ~なるほどね~」となることも。
【 残念だった点 】
- タイトルまでのロゴがスキップできない
重箱の隅を突くような感じでごめんなさい。ゲームを起動してタイトルになるまでの企業ロゴは基本的にいらない管理人です。Activision 製のゲームみたいにボタンを押せばタイトルまでスキップできるといいのになぁと思いました。
- 手動セーブデータを作り過ぎちゃう
手動セーブをするとき「新しいデータを作る」みたいなボタンが一番上にあるものだから、ついつい間違えて同じデータをいくつも作ってしまう。そんなことやっているの管理人だけですかねぇ? 出来れば「新しいデータを作る」は一番下にあれば良かったかな。
- マップだけはショートカットキーが欲しい
マップを開くのが面倒臭い( The Witcher 2 みたいに。)。それを言うと、目標の確認、インベントリなども全て含まれますけど。ただ、マップはよく確認するので出来れば別のボタンを割り当ててくれていたら。
実績コンプした感想
59個 1,250G です。
TA の My Completion Times( TA のアカウントない方が見られるかは不明)によりますと、実績コンプまで本編と DLC 合わせて61日と17時間16分かかったそうです。いつも言ってますが、ゲームしていない時間もカウントされているのでこれだけかかっておりますが、毎日平均的にゲームができる環境の人であれば30日もあれば楽勝でコンプできると思いますよ。
実績コンプまでの流れですが、面倒じゃなければ本編は2周した方がストレスが少ないのでオススメ。1周目で「最高難易度クリア実績」以外を解除して2周目を最高難易度で開始して本編実績をコンプするのがいいですね。DLC は難易度実績はありませんが、排他実績が2つあるので、解除タイミングの直前に手動セーブしておき、解除できたらデータをロードして進めれば1周で全解除できます。
ビビリで心配性な管理人でも割と楽に実績コンプできましたし、コンプしてみて思うのは「結構楽だったな」ということ。解除する場面や条件を事前に理解しながら進めれば問題なくコンプできますよ。
テイクダウン50人とダウン100人が同じ条件だと思っていたので、途中で気づいたときに焦ったのは内緒(汗)。
総合批評
未プレイの人は勿体ない! 是非プレイを!
- ゲームプレイ: 8/10
- 実績コンプ難易度: 2/10
実に没入感の高いゲームでした。久々に楽しく、集中して遊べました。グラフィック、サウンド、ローカライズ、システムがしっかりしているゲームはストレスが少なくていいですね。
ストーリーは最後まで語られず、せっかく助けた研究者はどうなったのか、その後主人公もどうなったのか、気になる終わり方でしたけど、それよりも楽しかったという充実感があるので満足です。
実績コンプは比較的楽にできますし、2周までなら集中してプレイできるので解除できなくても、不安になる必要はありません。手動セーブがあるからこまめにセーブしておけば失敗したときにすぐ挽回できますし。
基本はステルスプレイだと思いますので、得手不得手・好き嫌いがあると思いますが、未プレイの方がいましたら是非プレイして欲しい作品です!
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