2013年10月31日木曜日

Lollipop Chainsaw まとめ





ゲームデータ

発売日: 2012/06/14
開発元: グラスホッパー・マニファクチュア
発売元: 角川ゲームス
ジャンル: アクション&アドベンチャー
インストール容量: 6.65GB
GoD: 2,940円
公式サイト: http://lolli.jp/
攻略サイト: グーグル検索結果




超簡単なゲーム概要

アメリカ西海岸に位置するマンモス校『サン・ロメロ ハイスクール』を舞台に、ゾンビハンターの末裔にしてチアリーダーでもある女子高生:ジュリエットが、チェーンソー片手に大量発生したゾンビたちを斬り倒していく極上ハチャメチャゾンビアクションゲームです。 須田剛一氏率いるグラスホッパー・マニファクチュアと、角川ゲームスのコラボレーションによって生まれた、ハッピーでキュート、セクシーでバイオレンス?な学園ゾンビエンターテインメントをぜひお楽しみください。(Xbox.com より)




アウトラインとゲームプレイの感想

プレイ日記はこちら。



須田ゲーということで心配しながらのプレイ開始。
(ダムドではあまり楽しい思い出がなかったため)



ゾンビを倒していくゲームにしてはポップな雰囲気で恐怖感は皆無。
主人公ジュリエットと首だけになった彼氏ニックとの掛け合い、飛んでる家族との会話が陰気な内容を軽くしています。



攻撃はチェーンソーとポンポンが基本。
ステージが進むとチェーンソー自体がアップグレードされ、ブラスター(銃)も撃てるようになります。ニックの技も使うことができるようになります。



ゾンビを倒したり、周辺のオブジェクトを破壊することでゾンビコインを入手し、ステージ各所に設置されたショップでアイテムやコンボを購入することができます。なお、コインには金色と銀色があり、金色は普段使いのアイテムを購入するために消費し、銀色はコスチュームなど特別なアイテムを購入するために使います。



3体以上のゾンビをまとめて倒すとスパークルハンティングが発動し、独特のカットインが入ります。そうすると金色コインと銀色コインが稼ぎやすくなります。



ゴア表現は通常版だと規制されているのでゴアが好きな方はプレミアム・エディションをプレイするといいです。ちなみにゴア表現ですが、首ちょんぱ、胴体切断、四肢切断(肘から下、膝から下)になります。ただし、首を切断するとハートが飛び出すなどポップな表現が相まってきつい描写はありません。



ステージはプロローグ、ステージ1~ステージ6までの全7ステージ。
クラスメイトを救助しながら(全部救出するとクリア後にハッピーエンドになる)、随所にあるミニゲームをクリアしながら進みます。



ミニゲームはゾンビバスケットボール、ゾンビベースボール、8ビットのゲームなどあります。ミニゲームと呼ばれていますが、どれも失敗すると即死亡というなかなかシビアな面もあります。



プロローグ以外は各ステージにボスが配置されています。
ボス戦は QTE を織り交ぜた戦いになり、基本的に3回戦くらいまで続きます。



ストーリーモードのほかにランキングモードがあり、コンティニューできない代わりにステージをクリアするとランキングに登録することができます。




【 良かった点 】


  • グラフィックおよびサウンド

グラフィックとサウンドには疎いですが素晴らしいと感じました。
特にサウンド面は頑張っていたと思います。
ショップに入ると流れるコーデッツのロリポップはちょっと感動してしまった。



  • ストーリー

B 級でベタなストーリーでしたが好きな部類でした。
バッドエンド、グッドエンド共に想像するのが容易かったですがニックのあの姿は想像できませんでした。



  • 簡単な操作

チェーンソーやポンポンを使った攻撃は直感的且つ簡単なコマンドが多く、ボタンをポチポチ押しているだけで目的のコマンド入力ができます。コマンドをショップで購入すればすぐに使えるし、小難しいコマンドもありません。スパークルハンティングが決まったときは爽快感もあります。



【 残念だった点 】


  • ロード、カットイン多用

場面が変わるからしょうがないですがロードは多い。
それよりも多いのがプレイ中に注意を促すために入るカットイン。「またかよ・・・」って感じてしまうほど多く、非常にテンポが悪くなる。確かに次はこっちへ進んで、と教えてくれるための案内的な意味合いがあるので必要だと思いますが、ちょっとプレイしては案内のカットイン、また少し進めてはカットインではウザイだけ。親切が裏目に出てしまった感じ。



  • カットイン中もゲームが動いてる

スパークルハンティングのカットインが入ったときもゾンビは動いているのでそれが終わった直後に攻撃を受けるのはどうかと。せっかくの爽快感が台無しです。これはゾンビウォークでも同様で「お前は既に死んでいる・・・ってね!」とか言った後、踏みつけたゾンビは倒せるけど、それ以外のゾンビは近づいていてカットイン後にダメージ受けます。



  • ミニゲームの失敗率高し

ミニゲームの難易度が高いように感じます。
ゾンビバスケットボールは無問題ですが、ゾンビベースボールはちょっと酷いかな。クレイジークライマー風のミニゲームも難易度は高い。ストーリーモードをプレイしているときはコンティニューできるからいいですが、ランキングモードだと失敗すればステージの最初からやり直しになるのでかなりきつい。しかも、ステージの後半(終盤)にこうしたミニゲームがあるため、失敗したときのガッカリ感は強いです。




実績コンプした感想

総じてコンプ難易度は低め。
ですが、ミニゲームが絡んでいる実績(ランキング登録、クレイジークライマー風ゲーム)がやや難易度高いかと思います。



また収集物実績を解除するために難易度を変えて周回する必要があり、周回プレイを面倒に感じる方は注意。



コスチュームを変更したり、気持ちを上手にリフレッシュしながらプレイすると割と飽きずに実績コンプまでいけると思います。




総合批評

気になっている方は思ったより楽しめると思うよ

  • ゲームプレイ: 6/10
  • 実績コンプ難易度: 4/10



前々から気になっていて、でも「なんか手が出ないんだよね~」って人こそ試して欲しいタイトル。ダムドで苦労した人も是非。



カットインが頻繁に入るためテンポが悪くなりがちですがゲームプレイとしてはしっかりした出来になってますし、難易度等を含めたシステムのバランスが良いのでプレイ自体はあまりストレスを感じずに進めます。個人的にはストーリーも結構良かったです。



ただし、賞味期限は短いので1周クリアすると突然お腹一杯になる可能性あり(個人差あり)。上にも書きましたが、コスチュームを変えたり、ニックルーレットを使いながら上手に気分転換しつつ進めるといいと思います。



実績コンプしやすいタイトルになっているので実績厨・コンプ厨の方にもオススメできます。



もし購入する場合はプレミアム・エディションの方を買いましょう。通常版を買うと四肢切断などがないので面白さ半減です。