Alice: Madness Returns まとめ






ゲームデータ



発売日: 2011/07/21
開発元: Spicy Horse
発売元: Electronic Arts
ジャンル: アクションアドベンチャー
インストール容量: パッケージ 4.5GB / DLC 961.82 MB
公式サイト: http://www.ea.com/jp/alice
攻略サイト: 「アリス マッドネス リターンズ」攻略





超簡単なゲーム紹介



~ここじゃあ誰もが狂ってる。恐怖と不条理のフェアリーテイル~


家族を火災で失くし、自分だけが生き残ってしまった罪悪感から重い心の病にかかり、事故の記憶をなくしてしまったアリス。長い治療の末、安定した精神を取り戻し、外に出られるまでになったが、いまだに不気味な幻覚に悩み続けていた。

幻覚の原因を探っていくうちに、火事は単なる事故ではなかったことが徐々にわかってくる。自分の記憶を取り戻し、家族を襲った悲劇の謎を解くために、アリスはロンドンと荒廃し暴力の蔓延る不思議の国(ルビ:ワンダーランド)を行き来しながら、記憶のかけらを集めていく。

事件の真相は?アリスの身に何が起こったのか?なぜ不思議の国は変わり果ててしまったのか―?
歯車がふたたび動き出す。(Xbox.com より)





ざっくりとしたアウトラインとゲームプレイの感想



  • アウトライン


3D アクションアドベンチャー。
アリスを操作して「ナイトメアで救ったはず」の荒廃した不思議の国を進んでいく。



要所要所にギミックがある。
床スイッチを踏んだり、的を撃って足場を出現させたり、
レバーを動かして炎の海を凍らせたりできる。
また、任意のタイミングで小さくなることができ、
通常のアリスでは入れない小さな入り口を通過することで
その先にあるスイッチやレバーを動かすことができる。
なお、小さなアリスになると通常では見えない床なども視認可能になる。



武器はナイフ(近接格闘)、ペッパーミル(小型のガトリングガン)、
ウサギの置物(時限爆弾、)、ティーポット(重火器系)。
傘は敵が放った弾をはじき返すことができる。
道中で拾う「歯」を集めることで武器をアップグレードできる。
アップグレード済みの武器はエフェクトが変わり、
「強くなった感」を感じることができる。いいね!



体力はライフ制。
全てなくなるとゲームオーバー。
随所に置かれた箱やツボを破壊すると
回復用アイテムが出るのでそれで回復。
また、紫色の花の中に入ることで回復することもできる。



ライフが残り1つになったとき、左スティックを押し込むことで
ヒステリーモードを発動できる。
これは一定時間アリスが無敵になって大暴れできるというもの。
本作は結構な頻度で敵に囲まれてボコボコにされるので
プレイヤーによっては発動する機会が多いかもしれない。



デスペナルティはほぼなく、死んでしまってもロードなしですぐ再開される。
ただ、再開されたときに「え、こんなに戻されるの?」と感じる場面も少なくない。



アリスのアクションは移動、攻撃、ジャンプ、回避。
移動と攻撃は特記すべきものなし。
ジャンプは二段ジャンプが可能で、且つ、空中で3,4回ジャンプができる。
ジャンプ後、ジャンプボタンを長押しするとゆっくり降下する。
回避は数十羽の蝶々のエフェクトになって瞬間移動する。





  • ゲームプレイの感想



プレイ日記はこちら。



「アリスインナイトメア」をクリア後にプレイしたこともあり、
操作性、システムは納得できた。
グラフィックがもう少し頑張ってもらえたらと尚良かったかな。



続編という位置づけなので、「ナイトメア」を先にプレイしておくと、
ゲーム中、色々とニヤニヤできるのでオススメです。
いきなりこっちをプレイしてしまうとアリスとチェシャ猫以外は
キャラクター相関がちょっと意味不明かもしれない。
まぁ、分からなくても全然問題なく遊べますけどね。



初周は難易度ノーマルでプレイ。
謎解きというのか、先に進むためのギミック関連は特に難しくなく、
周囲を眺めれば問題なく進めるでしょう。
ただ、ノーマルでも戦闘は結構厳しめ(感じ方には個人差あり)。
敵の耐久力、ライフは問題ないけど、アリスに向かって一斉に寄ってくるので、
いつの間にかボコボコにされていることが多い。
気づくとライフが残り1,2個なんて状況は多かった。
(もちろん、敵が単発で出てくるところは全然問題なく戦えるよ。)



武器が数種類ありますが、一つの武器だけでずっと進めるということはなく、
要所要所で武器を切り替えないと戦えない、進めないという展開は良かったかな。
基本的にはナイフで進むことが多かったけど、
遠く離れた蜂の巣風の物体はペッパーミルじゃないと......といった感じ。



収集物(瓶、記憶、ブタ鼻)は結構多いかな。
気づかないとそのまま進んでしまうこともあり、
一つのエリアでも気が抜けなかった印象。
見えない床と足場の存在があり、しかもその先に
収集物があったりすることが多いので小人になって確認するのが
やや面倒だった。



小人は自分の好きなタイミングでなれるのは良かった。
ただ、カモフラージュされた小さな入り口は無かった方が良かった。



画面に「 LT を押し込むとヒステリーモード」みたいな表示が出るんだけど、
それを無視していると、ずっとその表示が出ているのがうざい。
また、LT で注目する場所があるけれど、その付近で戦闘になり、
敵をロックオンするために LT を押すと敵を無視して注目してしまうのには閉口。
ちょい作りが甘い。



デスペナルティはなく、死亡即再開なのは助かる。
でも、上述したけど結構戻されることも多くて、ガッカリすることもある。
特に落下死と戦闘中に死亡するとエリアの最初からとか多かった。
トラップにかかって死亡は直前の場所から再開される。
どんな死に方でもいいから再開される場所は統一して欲しかった。





【 良かった点 】


  • 操作性とシステム


前作「アリスインナイトメア」を先にプレイしているせいもあるけど、
直感的な操作性と分かりやすいシステムは良かったと思う。




  • デスペナルティなし


死亡しても即再開されるのは大変よろしいかと。
集めた「歯」が減るでもなく、ライフが削られるわけでもないので
死ぬことのストレスは低い。




  • アリスの衣装


ステージをクリアするごとにアリスの衣装が変わるので、
気分転換になるし、見た目も飽きなくていいと思う。
カワイイと思えないのが致命的ですが(笑)!




  • 武器の使いどころがある


前作のように、
「種類が多い割にはクリアまでほとんど使わなかった」
ということがなく、およそ満遍なく使えたのは良かったかな。
でも、ナイフとペッパーミルのお世話になることが多かったですけど。



また、武器関連で良かったところはアップグレード。
アップグレード後の武器はエフェクトが変化し、
爽快感と強くなった感を味わうことができました。





【 残念だった点 】


  • 再開場所


デスペナルティなく、またロードなく死亡即再開されるのはいいんだけど、
再開される場所が統一されておらず、エリアによっては結構戻されることもあり。
できれば死亡した場所付近で再開されると良かったかな。




  • 敵でごっちゃごちゃ


敵が集まってくるとアリスがどこにいるのか分からなくなる。
というか、ごちゃごちゃになるとアリスの姿って消えてないか?
そんでいつの間にか死亡。




  • 死亡が分かりにくい(戦闘時)


アリスがやられたときのエフェクトって回避するときの
エフェクトと一緒のような気がする。
同じじゃなくても、限りなく同じに見える。
だから、戦闘時にやられたときも死んだことに気づくのに結構時間がかかる。
散り際はもっと分かりやすいエフェクトにするべき。




  • ペッパーミルよ、遅いよ


RS 押し込み or RT 押すとペッパーミルを装備するけど、
発射までぐずぐずすることが多かった。
また撃った後、RS を押し込んでもエイムの画面から通常画面に戻るまでも遅い。




  • スタックするよね


普通に移動しているのに何かに嵌ったかのように動けなくなる。
結構多発するのでプチストレス。




  • 注目させている間も......


プレイ中、いろいろな場所にフォーカスすることが多々ある。
で、そのフォーカス中は「無防備な状態」なんだよね。
戦闘中にフォーカスが入ると再開したときは最悪死亡していたりする。



それから、記憶のドアから出てきたときなど、
アリスがこちらを向いて再開されるけど、
自動的にカメラがアリスの背後に回らないから、
そのまま戦闘に突入するときはかなり面倒に感じる。





実績コンプした感想


実績コンプまで約4週間。
プレイできない日が多かったので、
毎日プレイできていたら、その半分でコンプできたかも。



全体的にコンプ難易度は低いです。
ですが、その中で僅か数個の実績が面倒臭い。



面倒臭い実績の中には解除条件がハッキリしないものもあり、
条件を満たしているのに解除されなかったりと安定感がない。



ただ、収集物と面倒臭い実績以外は
深く考えずにプレイしていても解除されるものばかりで
お気楽プレイで大丈夫。



なお、1,000G にするには
「 American McGee's Alice(アリスインナイトメア)」の DLC を
落として全クリアする必要があるので注意。
ちなみに無料です。シルバーでも無料で落とせます。





総合批評


興味があるなら買っても大丈夫


  • ゲームプレイ: 4/10
  • 実績コンプ難易度: 3/10


世界観を理解しようとすると、相当柔軟な頭が必要かもしれない。
独特な言い回しや表現が分かる人にはストーリーも楽しめるかもしれません。



3D アクションの部類に入る割には
アクション性に若干の心配がありますが普通に遊べるレベル。
でも、気になる方は気になるでしょうね。



実績コンプは比較的ラクなゲーム。
ただし、数個の実績はちょっと頑張る必要あり。



ゲームとしては成り立っていますが、
正直「面白い!」と感じたことは一度もなかった。残念。



現状、かなり安く購入できるので未プレイの方はやってみる価値はあり。
でも、楽しいと感じるかどうかはその人次第かな。
何度か書いているけど実績コンプはラクです。




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